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【元高校球児からのエール】都築克幸さん(日大三OB)

2018.7.19

元高校球児が語る高校野球の思い出、そして現役球児たちへのエール。今日は01年の夏の甲子園で優勝した時のトップバッターで、甲子園史上2位の大会通算16安打を放つなど活躍した都築克幸さんから球児たちへエールをいただきました。



都築克幸さん(日大三OB /元中日)

(日大三:2001年春、夏甲子園出場)

試合終了まで絶対に諦めるな!



高校3年間で一番思い出に残っているのは、夏に全国制覇して嬉しかったことよりも、きつかった練習のことですね。特に最近はテレビでも話題になることが多いですが地獄の冬合宿ですね。毎朝5時に起きて5:30から白い息を吐きながら12分間走が始まって......

1年の時は「ヤバイらしい」という噂だけしか知らなかったので、合宿が始まると目の前の練習、トレーニングに食らいつくことに必死でなんとか乗り越えられました。本当にキツかったんですけど、2年の時は「今年やれば終わりだ!」という、それだけを励みにしてなんとか乗り越えることができました(笑)。
でもあのキツい冬合宿があったからこそ、翌年夏の全国制覇につながったと思っています。

いま高校3年生の自分に声をかけるとしたらですか? そうですねぇ、「お前、来月甲子園で優勝するぞ」ですかね(笑)。

球児の皆さんには、野球は9回の3アウトまで分からないですから、「試合終了まで絶対に諦めるな!」ということを言いたいですね。(取材・写真:永松欣也)



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