marucci(マルチ)とVictus(ヴィクタス)は、メジャーリーグ好きなら必ず目にしたことのあるアメリカで大変人気のあるベースボールブランド。2021年に日本進出したばかりだが、徐々に日本人ファンを増やしており、“次にくるブランド”と言って間違いないだろう。ということで、ここからはとにかくカッコいいmarucci&Victusの魅力を紹介しよう。
marucci & Victusをひもとく4つのエピソード
Episode1 MBL選手使用率シェアNo.1!

アメリカのメディア「BAT DIGEST」によると、2024年のMLB開幕戦で使われた木製バットの1位がVictus(25.93%)、2位がmarucci(22.59%)となっており、半数近くの選手がmarucci&Victusのバットを使っていることになる。MLB最高の打者の一人といわれるアルバート・プホルス選手(ドジャース)も愛用者の一人。
Episode2 独自のラボがあり最適なバットが数値で分かる

marucci&Victusはデータ主義。アメリカの本社に併設されたラボで、自分に最適なバットが数値で判別できるようになっておりMLBの契約選手をはじめ、多くのユーザーが自分史上最高のバットを手にしてきた。また、ラボで収集されたユーザーデータを元に商品開発されるため、常にリアルな存在であり続けることができる。
Episode3 元メジャーリーガーがつくったブランドである

marucciは2004年にアメリカ・ルイジアナ州にて元メジャーリーガーで、シドニーオリンピックのゴールドメダリストでもあるカート・エインズワースが創業したブランド。裏庭のガレージでバットを削ったことから歴史ははじまり、打感・品質の良さが瞬く間にメジャーリーガーの間で話題になり、球界に広めていった。
Episode4 森ごと買い占める世界一のバット工場がある

ケタ外れのスケール感もmarucci & Victusの魅力。本社には倉庫と工場、オフィスやショールームが一体になった広大な敷地が広がっている。数年前にはペンシルベニア州の森一体を購入。これにより、コロナ禍に起きたウッドショック(需要と共有のバランスが崩れ木材の値段が高騰すること)中も商品を安定供給することができた。