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【元高校球児からのエール】田浦文丸さん(秀岳館OB)

2018.7.12

元高校球児が語る高校野球の思い出、そして現役球児たちへのエール。今日は福岡ソフトバンクホークスの田浦文丸さんからエールをいただきました。
熊本県勢初の4季連続甲子園出場を果たした秀岳館。背番号1の投手兼外野手として活躍したのが田浦選手でした。「プロ野球選手になれるとは思ってなかった」と言う高3春から高校全日本で躍進を遂げ、2017年ドラフト5位でソフトバンクに入団。現在は1軍入りを目指しファームでは中継ぎとして実績を積んでいます。



田浦文丸さん(秀岳館OB /福岡ソフトバンクホークス)投手

(秀岳館高校:2016年春、夏、2017年春、夏甲子園出場)


緊張したり、ピンチになったときは、
自分の1番良いイメージを思い描いて

初めて甲子園でプレーしたときのことはハッキリ覚えています。緊張で足が震えそうになりました。それが出場回数を重ねるごとに平常心でプレーできるようになり、最後は甲子園が1番燃える場所になりました。観客の多さや、盛り上がりは熊本大会とは比べ物にならないので、あそこでプレーするために厳しい練習を乗り越えてきました。

入学してから高3の春ごろまで「プロに行きたいな、でも無理かな…」と思っていました。調子が上がらないまま甲子園に行き、2回戦まで進むことができ、高校全日本に選ばれたことで転機が訪れました。国際試合でチーム最多奪三振を記録し、プロ志望届を出す決意が固まりました。高校生の皆さんの中には、プロを志望していても自信がない選手がいると思いますが、ひと夏の経験で大きく変わることがあるので、諦めないで最後まで全力を尽くしてください。

1年前の今ごろは夏大の真っ最中でした。調整法としては、序盤戦は試合日程が空くので、僕はウエート、体幹など「2日追い込んで、2日休む」というコンディショニングをしていました。ブルペンでは50球をめどに、自分が良いなと思うところまで投げ込む。それが自分に合った調整方法でした。相手校のビデオはバッテリーで何度も見返し、相手打者の苦手なコースをノートに書いていました。決勝戦でマークしていた相手校の主軸選手は当時、外の高めのスライダーに弱かったので、そこに制球して抑えることができました。高校野球のレベルならデータで抑えることができますから、情報はあればあるほどいいと思いますよ。

夏の大会は秋や春と違って、相手校の本気度も、食らいついてくる気持ちの強さも全然違います。なので、その気迫に負けないように頑張ってください。自分はマウンドに立った時、自分が打者を抑えるイメージを浮かべて、気持ちを落ち着かせていました。打者の場合は自分のスイングで良い軌道で打球を運ぶイメージです。緊張したり、ピンチになったときは、自分の1番良いイメージを思い描いて、苦境を乗り越えてください。(取材・撮影/樫本ゆき)

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