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【元高校球児からのエール】村木文哉さん(筑波大学)

2018.7.4

元高校球児が語る高校野球の思い出、そして現役球児たちへのエール。今日は静岡高校2年の時に甲子園に出場している、村木文哉さん(筑波大学)から球児たちにエールをいただきました。




木文哉さん(静岡高校OB/筑波大)2年 投手

(静岡高校:2015年夏甲子園出場)

負けたら終わりということを考えすぎず、
にとにかく目の前の一球に集中してやり切って

高校時代で最初に苦労したことは野球よりも生活面でした。自分は出身が浜松市なので通うことができなくて親元を離れて下宿したのですが、まず自分のことを全部自分でやらないといけないことが大変でした。でもその苦労があったから成長できた部分は大きいと思います。

甲子園には2年の時に出ることができたんですけど、その時に地元の人たちが横断幕を作って応援に来てくれて、やっぱりそれは嬉しかったですね。ただ3年生の時は甲子園に出られなくかったことは悔しい思い出として残っています。特に自分たちの上二つの代、下二つの代は甲子園に出ているので、完全に狭間の世代になってしまいました(笑)。今思い返すとスピードだけでなく、もう少し変化球の細かいコントロールなどを磨くことができれば勝てたかなとは思います。



大学は高校時代とは全然環境が違って自由度が多い分、何でも自分で考えてやらなければいけないと思っています。今はとにかくストレートも変化球もボールの質を上げることを意識して取り組んでいます。当面の目標はまずリーグ戦で優勝することですね。

最後の夏と思うと負けられないという気持ちが強くなると思いますが、負けたら終わりということを考えすぎずにとにかく目の前の一球に集中してやり切ってもらいたいです。(取材:西尾典文/写真:筑波大学野球部提供)

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