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【書籍紹介】「改革者 すべてを変えて、組織力で勝つ」

2024.11.28

「心技体」+「医」+「科」の最新理論で選手を強化する、新時代の指導論

指揮官に就任以降、数々の改革を断行し、わずか1年で2年連続夏の甲子園出場を果たした上林弘樹監督の著書が12/6に発売になります。

・体を大きくするために、あえて練習時間を短くする
・シーズン中は、フリーバッティングをほとんど行わない
・自立心を育むために、シーズンオフのアルバイトを推奨
・19泊20日で計22試合の東海・関東遠征を敢行
・夏の大会前に2週間行う朝、昼、夜の厳しい3部練習
・SNSを駆使したチームとしての広報活動
・「言いすぎ」「教えすぎ」「干渉しすぎ」の“3すぎ”指導の廃止
・引退した3年生で “野球部吹奏楽団”を結成


著者は、以下のように述べています。

「いままでと同じことをしていては、人間的にも技術的にも選手たちの成長はない。そう考えてどんどん新しいことを試み、良いと思ったものは貪欲に取り入れていった。 
練習メニューを変えたり、練習時間そのものを短くしたり、大会登録メンバーを選手間投票で選んだり、最新の戦術やトレーニングを取り入れたり、選手たちにバイトをさせたりと、いままでのやり方を180度転換して「これからの高校野球はどうあるべきか」を常に模索した。
その結果、がんばった選手たちのおかげで監督就任1年後の2018年、さらには翌2019年と2年連続で夏の甲子園に出場することができた。
本書では、私がどのような改革を行ったのかを明らかにしていくのと同時に、北照がどのような野球を目指し、現在どのような指導、練習、トレーニングを行っているのかをお話ししていきたい」――本文より


「改革者 すべてを変えて、組織力で勝つ」
上林弘樹(北照野球部監督)
竹書房
1980円


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