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【慶應義塾大学】ケガを減らし実力を最大化!! ITを活用した投手のコンディション管理術

2020.5.19

高校球児も記録できる3つの情報



睡眠

どのくらい眠ったか。 眠りの質(深さ)も記録
「試験が近づいたりすると睡眠が足りなくなったりしますよね。そういう選手には無理はしないよう声をかけます。無理をして足がつったりするケースも何度か見かけました」(竹内助監督)。睡眠時間や質を計るスマホアプリなどの活用もアリ。

疲れ

強がらず、疲れと正面から向かい合ってケガ防止
「ウェイトトレーニングをしっかりやったあとは、いくつかの場所に張りが出て、身体全体を使って投げるのが難しくなるというのが見えてきました」(小林投手)。トレーニングによる疲労からの回復に必要な時間などがわかれば、大事な試合に備えられる。

練習内容

投げた球数や走った距離、ウェイトなどを記録
具体的な練習内容を記録しておき、疲れや張りなどとの関係を見ていくと、自分なりの調整法の発見につながることも。「これをやるとどうしても調子が悪くなる」という関係がわかってきたときは、勇気を持ってその練習を控える判断も必要だ。

選手による入力の様子。身体の各部位の張りなども記録しており、ケガ防止に役立てられている。

(取材・文=秋山健一郎  写真=堀 浩一郎、AFLO)


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