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【高校球児のための大学野球部ガイド】東京大学硬式野球部、マネージャーインタビュー

2019.4.10

東京大学硬式野球部取材の最後に話を聞いたのは女子マネージャーの神﨑萌絵さん(4年・農学部・明治学園出身)。チームを支えるマネージャーにチームのこと、マネージャーとしてのやりがいなどについて聞きました。


東大入学!迷わず野球部マネージャーに

――野球にかかわることになったきっかけを教えてください。
「自分は大分県出身なのですが、福岡県に近い地域だったので、親がヤフオクドームの観戦ツアーとかに連れていってくれたことがきっかけで野球にはまりました。当時、同じ大分の別府大学附属高校(現・明豊高校)出身の城島選手とかが活躍していてチームも強かったというのもありました」
 
――マネージャーになろうと思ったきっかけは?
「小学校の時に甲子園をテレビで見ていたら女子マネージャーがベンチに入っているのを見て、自分も目指したいと思うようになりました。ただ高校の野球部は女子マネージャーを募集していなくて、それで大学からやろうと思ってマネージャーになりました」
 
――大学でマネージャーになるのは迷わなかったですか?
「そうですね。迷わずに入りました」
 
――マネージャーをやってみて、やりがいを感じることはどんなことですか?
「試合に勝った時は当然嬉しいですけど、マネージャーの仕事はそこまではっきりと成果が目に見えるものではないかなとも思います」
 
――逆に大変なことはどんなことですか?
「上級生になって授業が多くて時間のやりくりが大変ですね。今は1限から4限まで全部授業が入っているので」
 
――4年生で最終学年ですけど、やってきて良かったこと、また高校生に向けて大学野球でマネージャーをやるとこういうことがいいよというメッセージがあればお願いします
「大学野球はほとんどの選手が本気で野球をやる最後の機会なので、そういう機会に立ち会えるというのは凄く貴重だと思います。さっき成果が目に見えるものではないと言ってしまったのですが、色んなスキルは身につくと思います。

何となくマネージャーというとボールを出したりとか、練習のお手伝いというイメージが強いかもしれませんが、大学では外部の方ともかかわりますし、社会に出る前にそういう経験ができるのは大きいと思います。なおかつ野球に関われるというのは大きな魅力だと思います」
 
神﨑マネージャー、お忙しいところありがとうございました!
(取材・西尾典文/写真・編集部)

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