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【高校球児のための大学野球部ガイド】桜美林大学硬式野球部、選手座談会!

2019.12.9


 この秋は首都大学野球連盟の二部で優勝。入れ替え戦も勝ち抜き、1シーズンで見事一部復帰を果たした桜美林大。そんな桜美林大の新チームを担う3人の3年生にチームを選んだ理由、大学生活、今後のことなどを聞きました。


座談会メンバー
濱野大空(はまの・そら)
主将 3年 内野手 リベラルアーツ学群 横浜高校出身

川越龍(かわごえ・りょう)
3年 内野手 健康福祉学群 八王子高校出身

吉岡隼(よしおか・しゅん)
3年 学生コーチ リベラルアーツ学群 明大中野八王子出身

——まずは桜美林大学を選んだ理由を教えてください。
濱野「高校の先輩が進学していて、練習に参加したのがきっかけです。練習の雰囲気を見てもオンとオフのメリハリがしっかりしていて、野球以外の学生生活との両立もできて、それで結果も残しているということで決めました」

川越「自分も高校の先輩がいて練習に参加しました。高校までは監督が主導だったんですけど、桜美林は学生が主体的に取り組んでいて。ちょうど自分たちが高校3年の時に佐々木(千隼)さん達がいて優勝した代だったので、それで強いというのは凄いなと思って、この環境が良いと思って決めました」

吉岡「二人と重なるところが多いんですけど、高校までは完全な管理野球で、それをこなしているという感じでした。明治の系列の高校だったのでそのまま明治大学に行くことも考えたんですけど、寮だったり遠征だったり両親への負担は大きくなりますし、大学に行っても野球だけというのはちょっとどうかと思っていました。桜美林は練習も自分たちで考えてやっていましたし、そのことで自分で考える力も身につくと思いましたし、野球だけではなくてちゃんと学生生活とも両立できると思って決めました」

——実際に入ってみてどうでしたか?
川越「僕はイメージ通りでした」

濱野「思ったのは代によってチームのカラーが変わるということですね。自分たちの代になってもそうなんですけど、そうやって選手で変えていけるというのは面白いと思います」

キャプテンの濱野大空君。横浜高校出身

——上下関係とかはどうですか?
濱野「ほぼないですね。4学年合わせると200人近くになるんですけど、完全に結果が出るか出ないかで決まるので、学年でどうこうということはないです。あと高校時代の実績も関係なくて、本当に結果主義だと思います。自分も高校時代はあまり試合出ていなかったですし、最後の夏の甲子園はベンチからも外れていたんですけど、大学でしっかり結果を残せたのでキャプテンもやらせてもらっています。そういう点もこの大学の良いところだと思います」

——普段の生活面で高校と変わったところはどんなところですか?
吉岡「全く変わりましたね。高校までは決められた時間に授業を受けて、その後全員で練習してという感じでしたけど、大学では自分で授業の時間も決めて、練習も自分で決めてという形なので、全部自分主導で決める必要があります。そのスケジュール管理が最初は難しいところもありました。でも自分の場合はそれを望んで来たので、今の方がやりやすいです」

濱野「スケジュール管理を自分でやるというのは社会に出たら当たり前のことなので、そういう意味では大学から訓練できていると思います。そういう意味では自分も良い環境だと思いますね」
 


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