学校・チーム

【創志学園】底上げ図る冬、「西だけのチーム」と言わせない!

2019.1.7
アミノバイタル

1人の投手では勝てないことを痛感した秋

2018年の夏の甲子園では最速149キロのストレートに加え、毎回の16奪三振を奪うなプロ注目の的となったエース西純矢。

取材に訪れた時はちょうど12月半ば。週末は朝から晩までみっちり練習と向き合うのだが、冬練習として特別なことはやっていない。広い敷地を使い、グループに分かれた選手たちがノックやバッティングを行う。グラウンドでの練習を終えると、夕方に学校近くのトレーニング施設に移動し、筋力トレーニングに励む。トレーニングが終わるのは夕刻を過ぎた頃。だが、とにかく練習場から練習場への移動時間が長い。真冬になると高台にあるグラウンドは一時的に使用できない時があり、その際は学校周りの施設を使いながら練習を重ねていく。

昨夏の甲子園では西純矢投手を擁し、初戦で優勝候補の呼び声が高かった創成館に7−0と完勝した。17奪三振をマークした西純矢投手は夏以降、熱い注目を浴びるようになったが、西の実力が傑出しているからこそ、新チーム作りには細心の注意を払った。
「西と対等な立場の先輩や同級生がいれば話は別ですが、1人だけ抜けているから、どうしても西ばかりが目立ってしまいますよね」。



長澤監督は“西だけのチーム”になるのはどうしても嫌だった。そのため他の選手に奮起を促しつつもチームの底上げを図った。そんな中、秋の大会が始まり、県大会の準決勝まで勝ち進んだが、ライバル校からはやはり西が徹底的に研究されていた。西自身の投球幅を広げるためにスライダーを封印させるなど、試合ごとにテーマを与えながら何とか勝ち進んできたが、強力打線を従える岡山の強豪を抑えるのは並大抵なことではない。
秋の県大会は夏の大会のような打ち合いの試合も多く、1人の投手では勝てないことをあらためて思い知らされた。(取材・写真:沢井史)

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