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【龍谷大平安】冬場は2時間!原田監督に聞く入念なアップの意図と極意(後編)

2018.11.28

逆立ちからブリッジで20m!

前編で紹介したアップの中の動きのうち、ふたつほど例に挙げて目的を説明する。まず一番気になるのは最初に行うブリッジ。逆立ちからブリッジをして20mほど前進するのだが、実はこの動きが難問で、入学直後の1年生が最も苦戦している。

「肩関節が硬いとアーチが掛けないんです。肩が内に入らないと動くことができませんし、腸腰筋や膝関節、そして足首の柔軟性…つまりは全身です。すべての筋力が柔らかくないとできない動きなんです。入学したばかりの子は確かにこの動きが出来る子は少ないですが、3カ月ぐらいすればできるようになります。最近は動画サイトでウチのトレーニングを見て予習して、必死についてきてくれる子もいますね」。



そして、このほふく前進の動きを使ったトレーニングも全身の部位を使い、全体にかなり負荷がかかるが、ブリッジとはまた違う動きだ。
「この動きは背中をクロスさせて股関節も使います。よく見ると、右手と右足、左手と左足は絶対に一緒に動くことはありません。左手なら右足、右手なら左足が動く。そのためには背中、腰、股関節が柔らかくないと進みません。頭の上に軍手を乗せるのは、頭をまっすぐにさせることで、使っている筋肉がどこなのかが分かるんです。体の軸をしっかりさせないといけないので、軸となる筋肉を使わないといけないことも、より分かるようになります」。


この日はアップに約1時間半の時間を要したが、平日の授業後の練習前は約45分。ただ、冬場はボールを使う練習よりトレーニングに重きを置くため、アップに2時間ほど時間をかける。1年生は初めての冬のトレーニングを迎える訳だが、ここで急成長を遂げる選手もいるという。

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