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【近江】全員で声を出しながらボールを追いかける「全員の空間」

2018.12.17
アミノバイタル

01年には県勢初の夏の甲子園準優勝を果たし、今年は春夏連続甲子園出場。夏の甲子園はベスト8。準々決勝で金足農に劇的なサヨナラ2ランスクイズを決められ敗れたが、近江の強さを全国に印象付けた。そんな近江のグラウンドで多賀章仁監督にお話を聞いた。


全員でひとつのボールを追いかける

監督に就任してちょうど来年で30年になる多賀章仁監督は、これまで滋賀県の高校野球をけん引してきた1人でもある。01年には県勢初の夏の甲子園準優勝を果たし、以降はコンスタントに甲子園の土を踏み、近畿圏の中でも常連校の呼び声が高い。



長い指導の中で多賀監督が心掛けてきたのは「全員が練習できる環境」。ノックでは以前は内野手がボール回しをする時、外野手は外野の守備位置に散って外野ノックを受けていたが、今はボール回しの際から外野手も内野に集まり内野の各ポジションを取り囲んでいる。

実はこの秋、指揮官が練習見学に訪れた奈良学園大のノックをヒントにして変えたのだが、「全員でひとつのボールを追いかけることで一体感が増す」という指揮官のポリシーをひとつの形にした。基本的に全員が平等にボールに触れることを心掛けてきたが、部員数が増え、練習環境の広さの限界があるのも正直なところだ。班分けをして、ノックを受けるサイドでトレーニングやティーバッティングをする、いわゆる合理的な練習も行っていたが、真ん中に指揮官が立ち、その指示に応えながら全員で声を出しながらボールを追いかける“全員の空間”を大事にしている。ノックでは良いプレーに対しては全員で大きな声で称え、ナインはとにかく元気がいい。
「やっぱりこうやって大きな声を出しながらはつらつと動くのはいいものですよね」と指揮官は笑みを浮かべる。

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