企画

【野球女子ワイワイ座談会】こんな球児クンに憧れます♪(特別編)

2019.7.31

野球女子の活躍ぶりを取材してきたワイワイ座談会ですが、今回は夏の大会でウグイス嬢をつとめるマネージャーたちがアナウンスの基本を学ぶ「マネージャー講習会」に潜入。講師の説明にじっくり耳を傾け、技術を取得しようと真剣な彼女たちの様子をリポートします!


東京都高校野球連盟主催マネージャー講習会に潜入!

真剣な眼差しから大会にかける
アツい想いが伝わってきた!

今年で9回目の開催となるマネージャー講習会。当日は雨が降っていたにも関わらず、開始1時間以上前に会場に到着していたマネージャーの姿も。講師の話が一番よく聞けるセンターの一番前に着席するなど、アナウンスに対する意気込みを感じました。

講師を務めたフリーアナウンサーの羽村亜美さん
講習会は東京都高校野球連盟 専務理事・武井克時さんの挨拶でスタート。マネージャーたちを激励したのち、講師であるフリーアナウンサーの羽村亜美さんの講習がはじまりました。羽村さんは現在、プロ野球の中継リポーターを担当するなど、プロアマ問わず第一線で活躍中。そんな羽村さんが話し始めると、会場の雰囲気が一気に引き締まりました。良い声とはどんな声か、原稿の読み方、選手交代のアナウンスの仕方などをアドバイス。マネージャーたちは、一言一句を聞き逃すまいと必死にメモを取っていました。

最後のナツタイだからこそ名前を間違えないことが大切

原稿を読むときは、正確に伝えることはもちろん笑顔も忘れません!
講習会のメインレッスンは会場にいたマネージャー全員に原稿を読ませ、一人ひとりにアナウンスのコツを指導します。語尾の癖、発声の仕方、笑顔の大切さなどを伝えつつ、羽村さんが良いところ、修正ポイントなどを丁寧に指導する様子はとても印象的でした。昨年も講習会に参加したマネージャーは、上手にアナウンスできていると褒められ、この1年間、頑張って練習してきたということを伝える様子も。

「代打で1打席のみ出場し、最後の夏を終える選手もいます。家族や友人も応援に来ています。そういった気持ちも意識しながら、スムーズなアナウンスをすることを心掛けましょう」という羽村さん。選手たちを懸命に支えつつ、ウグイス嬢として奮闘するマネージャーたちのナツタイの幕も開きます。

ナツタイに向けて意気込みをどうぞ!

「西東京で一番になります!」
桜美林高校 倉田聖蘭サン(左/3年生)

「甲子園という夢舞台で輝けるように一戦必勝で最後まで諦めない野球を実践!」
桜美林高校 伊藤友理香サン(右/3年生)

「チームで1つになって最高の夏にするぞ!」
関東第一高校 吉川未桜サン(2年生)

「先輩方を超えるために、甲子園へ行きます!」
日本大学第三高校 内田春菜サン(2年生)


「開会式の司会進行はもちろん、球場でのアナウンスをしっかりつとめたい!」
八王子学園八王子高校 塩原さくらサン(3年生)

女子マネにアンケート!やりがいを感じる瞬間ベスト3

1位:選手にお礼を言われたとき
2位:チームが勝利したとき
3位:準備したことが役立っているとき

自分の仕事が認められるとやりがいを感じる! という意見が目立つ一方で、“選手が一生懸命、楽しそうに野球をしている姿を見たとき”という解答も。選手たちには最後まで笑っていてほしい、そんなマネージャーの想いが垣間見えました。(取材・撮影=村上幸)

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