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【野球女子ワイワイ座談会】こんな球児クンに憧れます♪(札幌東高校)

2017.11.22

札幌東高校の女子マネージャーの皆さん

今回は札幌東高校の女子マネージャーにインタビューしてきました! 今回の撮影に協力してくれた選手たちにお礼のお菓子を用意する気遣いが素敵な4人。道内有数の進学校で部活に勉強に頑張りながら、献身的にチームを支えています!


もっといろんな仕事がしたい!

マネージャーの仕事を教えて!

野村 練習前にはヘルメット、バットなど道具を並べ、練習中はノックやマシンの球出しをしています。

内山 昨年の冬には、おにぎりを握ろうと思って主将に相談したら「そんなことやったらみんな甘えちゃうから。大丈夫」って言われて……。

野村 もっと体重を増やしてほしいけど、努力している人もいるから、なかなか直接は言えないんです。

小寺 工藤監督は「マネージャーにやらせないで自分たちでやれ」という考えなので、遠征先でのご飯の盛り付けや洗濯も当たり前のように選手たちが自分たちでやっています。

一同 ちょっと寂しいよね。やれるならやりたい!

野村 あと、自主練のティー打撃でのトス上げもやってみたい。

髙橋 私はノックをやってみたいです!

小寺 冬場は、外を走る選手にタイムを伝えるのも仕事です。選手は汗をかいて体から湯気が出ていますが……。

内山 私たちは吹雪の中でじっと立っているので、まつげと眉毛が真っ白に凍ります(笑)。

話を聞かせてくれた札幌東高校の女子マネージャーの皆さん

頑張ったチョコづくりと感動のホワイトデー


野村 バレンタインデーにはチョコレートをプレゼントします!

内山 2年生3人がそれぞれつくったチョコを1つの袋に入れて2年生全員に渡しました。野村 初めてつくったので、心配でしたが「美味しかった」と言ってくれて嬉しかったです。

小寺 お守りを渡したときよりも喜ばれました。食べ物の方がいいみたい(笑)。

髙橋 私、ちゃんとつくれるかな……プレッシャーです。

小寺 ホワイトデーにはお菓子セットをくれました。選手だけのLINEグループをつくって、みんなでいろいろ相談して決めたみたいです。

内山 あれは感動したね!

小寺 マネージャーとして嬉しいのは、自主練をしていた選手が試合で打ってくれたときですね。「打てたのはマネージャーのおかげ」と直接言われたときには本当に嬉しかったです。

髙橋 同じ学年の選手がみんな優しくしてくれます。いつも地下鉄の駅まで一緒に帰ってくれるのですが、最初はとても感激しました。あとは、やっぱり同級生の活躍を見ると、すごく嬉しくなります。

小寺 私はこの秋の準決勝(延長11回3−4で札幌日大に惜敗)で初めてベンチ入りしたのですが、手が震えました。選手が近いし、スタンドからの応援も聞こえるし、相手もすごい声を出していて迫力があって。立ったり座ったり……じっとしていられませんでした。

野村 あの試合は私もスタンドでいろいろ妄想した(笑)。勝ってロッカーでみんなが取材を受ける様子とか新聞に載るところとか。(笑)

内山 今度は円山球場で吹奏楽部が加わっての全校応援を見てみたいですね。

(取材・撮影=石川加奈子)

今回取材した札幌東高校

札幌東高校の部員たち

●部長/八倉巻和弘
●副部長/鎌田俊彦 
●監督/工藤高司 
●部員数/2年生17人、1年生12人
●最近の戦績/2017年秋・札幌支部予選準決勝、2017年夏・札幌支部予選準決勝、2017年春・札幌支部予選2回戦

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