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【頑張れ東京!】21世紀の甲子園ベストナイン&最強高校!

2018.7.26

一時は西高東低と言われた高校野球だが、近年は関東、東京勢を中心とした東日本の戦いぶりが目立つ。清宮フィーバーも記憶に新しく、色々と話題も多い。そんな東京の21世紀のベストナイン、最強チームを選出した。



東京の21世紀甲子園ベストナイン





■投手:
斎藤佑樹
(北海道日本ハム/早稲田実・西東京・2006年)

■捕手:
原口文仁
(阪神/帝京・東東京・2009年)

■一塁手:
清宮幸太郎
(北海道日本ハム/早稲田実・西東京・2015年)

■二塁手:
都築克幸
(元中日/日大三・西東京・2001年)

■三塁手:
横尾俊建
(北海道日本ハム/日大三・西東京・2011年)

■遊撃手:
田中幹也
(現3年/東海大菅生・西東京・2017年)

■外野手:
高山俊(阪神/日大三・西東京・2011年)

■外野手:
オコエ瑠偉
(東北楽天/関東一・東東京・2015年)

■外野手:
永井敦士
(広島/二松学舎大付・東東京・2017年)

投手は吉永健太朗(日大三→早稲田大→JR東日本)と悩んだが、やはり斎藤がインパクトで上回った。一塁手も成績なら中村晃(帝京→ソフトバンク)も負けてはいないが、1年生で注目される中であれだけの活躍を見せた清宮は外せない。ショートは現役で唯一となる田中幹也を選出。守備のレベルは歴代でも指折りだ。現役の田中以外は全員がプロに進んでおり、さすがのレベルの高さと言える布陣である。

東京地区の21世紀最強チーム

日大三(西東京・2011年)

2001年の日大三、激戦を制した2006年の早稲田実も強かったが、安定感ではやはり2011年の日大三がナンバーワンだろう。畔上翔(現Honda鈴鹿)、横尾、高山が並ぶ強力クリーンアップは破壊力抜群で、エース吉永も見事なピッチングを見せた。決勝戦では小倉全由監督が理想と語る10対0を上回る11対0で優勝。21世紀の歴史の中でも指折りのバランスのとれたチームだった。

21世紀の東京地区の戦績(勝率順)

・通算:59勝31敗(勝率.656)
・西東京:33勝14敗(勝率.702)最高成績:優勝・日大三(2001年・2011年)、早稲田実(2006年)
・東東京:26勝17敗(勝率.605)最高成績:ベスト4・帝京(2002年)、関東一(2015年)

まとめ

2001年と2011年の日大三、2006年の早稲田実と21世紀に入ってから3度の優勝を果たしている西東京。勝率も全国トップで唯一7割を超えており、改めてそのレベルの高さが感じられる。一方の東東京も優勝こそないものの勝率は6割超え。東の横綱と呼ばれる帝京に近年元気がないが、それでもレベルの高さはさすがだ。これからも高校野球を牽引する地域として期待されるだろう。頑張れ、東京の球児!

(記事:西尾典文)

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