昨年は広陵(広島)が決勝進出を果たした中国地方。それ以外は全国的なレベルの強豪という意味では見当たらないが、意外なチームが上位進出するいわゆる“ダークホース”として存在感を示している高校は少なくない。そんな中国地区の21世紀ベストナイン、最強高校を選出した。
中国地方の21世紀甲子園ベストナイン
■投手:
野村祐輔(広島/広陵・広島・2007年)
■捕手:
中村奨成(広島/広陵・広島・2017年)
■一塁手:
白根尚貴(DeNA/開星・島根・2010年・2011年)
■二塁手:
上本博紀(阪神/広陵・広島・2002年・2003年)
■三塁手:
渡辺雄貴(元DeNA/関西・岡山・2011年)
■遊撃手:
上本崇司(広島/広陵・広島・2007年・2008年)
■外野手:
上田剛史(ヤクルト/関西・岡山・2005年・2006年)
■外野手:
櫟浦大亮(元愛媛マンダリンパイレーツ/広陵・広島・2007年)
■外野手:
高田誠也(東海大/広陵・広島・2017年)
中国地方の21世紀最強チーム
広陵(広島・2007年)21世紀の中国地方の戦績(勝率順)
・通算:57勝85敗(勝率.401)・広島:22勝17敗(勝率.564)最高成績:準優勝・広陵(2007年・2017年)
・岡山:12勝17敗(勝率.414)最高成績:ベスト4・関西(2011年)
・山口:11勝17敗(勝率.393)最高成績:ベスト4・岩国(2003年)、宇部商(2005年)
・島根:9勝17敗(勝率.346)最高成績:ベスト4・江の川(2003年)
・鳥取:3勝17敗(勝率.150)最高成績:3回戦・八頭(2014年)
まとめ
勝ち越しているのは広島だけで、地区全体の勝率は最下位。決勝に進出したのも広陵だけという少し寂しい結果となっている。しかし昨年は下関国際(山口)、おかやま山陽(岡山)など新しい勢力が出てきていることはプラス要因だ。更なる活性化が進み、全国レベルのチームが出てくることを期待したい。頑張れ、中国地区の球児!
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