食トレClose Up Player|中村歩睦 捕手 3年(鳴門)
中村くんは、鳴門市から車で約1時間の小松島市の自宅から通学。「朝は6時過ぎに父に送ってもらい、帰りは母に迎えにきてもらっています。
食トレを始める前は、朝は睡眠優先で食事抜き、夜にガッツリ食べることも多かったです」と振り返る。
食トレに取り組み始めてからは、早起きをしてごはん、焼き魚、味噌汁、卵焼きなどの朝食をしっかりとるように。
昼食は学食やコンビニ弁当を止めて、お母さんの手作り弁当、夜は白米を少なめにして、酢の物や煮物など野菜や海藻を中心とした軽めのメニューに変えた。
開始1ヶ月後には数値の変化が出たという。
それに合わせて「守備では2塁への送球が力強くなり、打撃では打球がひと伸びするようになりました」。
食トレ開始(2017/10) | 現在 | 差 | |
身長 | 172cm | 172cm | ±0cm |
体重 | 72.2kg | 76.3g | +4.1kg |
体脂肪率 | 16.1% | 16.0% | -0.1% |
Close Up Supporter|食トレは親子の共同作業お弁当を通して子どもたちを応援
岸さんや大下さんは野菜嫌いの子どもに手を焼いていたそう。
でも部の方針として、食トレを始めてからは、親も子どもも意識が大きく変わったという。
息子さんが下宿をしている大下さんは、毎日、お昼に手作り弁当を学校まで届けた。
「私が大変な思いをしているのを知っているので、嫌いな野菜も食べるようになりました」。
親もいろいろな工夫を行った。
食事に緑黄色野菜を積極的に取り入れた三浦さんは「ほうれん草のマヨネーズ和えはもりもり食べてくれたメニューの一つ。
カロリーを抑えるために、マヨネーズをヨーグルトや牛乳でのばすなどの工夫もしました。
口内炎ができやすい子でしたが、それもなくなりました」と話す。
「食トレは親子の共同作業。お弁当は親からのエール」と話す4人は、お子さんとともに甲子園出場を叶えた充実感でいっぱいだ。
(文・写真:食トレマガジン#7より)
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