食トレClose Up Player|渡邉勇太朗 投手 3年(浦和学院)
森監督が「夢のあるピッチャー」と語る身長190cmの大型右腕。2年秋から本格的に肉体改造に取り組み、3食に加えて「夜食に納豆ごはんとゆで卵」で10kg以上の体重増に成功。
「嫌いです」と明かすナスも「頑張って食べました」と胃袋に入れた。
「ボールが重くなった」と成果を実感して臨んだ今夏の甲子園では、仙台育英戦で自己最速の149km/hを計測し、二松学舎大附戦では5安打完封の快投劇。
U-18代表入りも果たした。
「高校でしっかりと身体をつくることができた。今後もそれを継続して、さらに高いレベルで勝負したい。理想は大谷(翔平)投手。打者を圧倒できるような投手になりたい」とさらなる飛躍を誓う。
入学時 | 現在 | 差 | |
身長 | 188cm | 190cm | +2cm |
体重 | 73.1kg | 90.0g | +16.9kg |
体脂肪率 | 13.2% | 15.5% | +2.3% |
Close Up Supporter|部員たちの胃袋を支える食堂の“母”
「昼からひたすら米を研いで、炊いています」と上さん。
秋山さんは「一気に全部を炊くことができないので、炊いては移し、炊いては移しの繰り返しです」と苦労話も、「生徒たちも手伝ってくれますから」と明るく笑う。
今夏は初めて甲子園に応援に駆け付けることができた。「すごく感動しました。いつも食堂でごはんを食べているみんなに、夢を見せてもらいました。
来年も是非、甲子園に応援に行かせてください」と上さん。
選手の成長に喜びを感じるのは秋山さんも同じ。
「いっぱい食べて大きくなってほしい。1年生の時はほっそりしていますけど、3年生になるとみんな立派な体型になる。すごいなと思います」。
これからも部員たちの成長を胃袋から支える。
(取材:三和直樹/写真:食トレマガジン#7より)
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