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【高校球児のための大学野球部ガイド】横浜国立大学野球部、選手座談会!

2019.2.8
――大学野球をやってみて良かったなと思う部分はどんなところですか?
鵜飼「さっきも言いましたけど、何のためにこれをやるのかということを高校時代よりもよく考えるようになりました。野球についてもっと知りたいという気持ちが出てきました」

森山「自分は大学で続けようか迷っていたんですけど、その割には本気で取り組めていると思います。あと高校までは親や周囲に助けられていた部分が多かったですが、当時に比べていろんな面で自立できていると思います」

「自分は教員になって野球部を指導することになった時に高校時代までの経験ではろくに教えられないなというのが大学でも続ける動機としてありました。ですので、自分の力を試しながら野球の勉強をしたいという気持ちも強かったです。
技術的に足りなくてしんどいことも多かったですけど、続ける中で関東大会に出た県立相模原高校(神奈川)とかレベルの高い選手と意見交換したりして、野球に対する見識が増えたということは確実にあると思います」


鵜飼康弘(1年・投手/教育人間科学部学校教育技術科/東海大付属高輪台高校出身)
「高校の2年半は時間が限られていてやりたいこともなかなかできない。大学では野球をやりながら色んな事に時間がかけられる」

――野球以外の生活面で高校までと違うと感じるところはどこですか?
鵜飼「(授業のない)空きコマの時間があることですね。その時間をやりたいことに有効活用できれば充実してくるなと思います。野球をやりながらでもバイトをしてお金も稼げるので、時間もお金も自由にできる部分が多いです」

森山「自分は理工学部なんでクラスというものがないんですけど、野球部以外に深くかかわる人が少なくて高校時代より友達が減ったと思います(笑)」

――友達少なくて苦労しない?
森山「最近は一周回って逆に楽になりました(笑)。引きずられずにスッと部活に向かえるので。3年になったらゼミがあるのでまた変わるかもしれません」

「自分がもともと興味のあった分野のことを勉強できているので楽しいですね。特に専攻に分かれてからは同じ志向の人たちと情報交換できるので、刺激になっています」

――これまでに野球を辞めたいと思ったことはないですか?
鵜飼「中学の時はありました。特に冬の練習とかしんどくて、何のためにやってるんだろうと思って。それでも続けられたのは仲間がやっていて、自分もやらなきゃいけないと思った部分が大きいですね」

「大学でも全然上手くいかない時にちょっと考えたこともありました。でもそういう時は野球部の仲間とサッカ―をしたりしてリフレッシュしたり。そのうちまた野球も楽しくなってという風に続けられましたね」

森山「自分は野球を始めた当時は嫌でした。親に無理やりやらされたというか、幼稚園の頃泣きながらキャッチボールをやっていたのを覚えています(笑)。でもやっているうちに楽しくなって、それからは野球が嫌になったことはないです。高校でも苦しい練習はありましたけど、今思い返すと楽しかった気持ちしか残っていないですね」

――最後にこれから大学生になる高校球児に向けて、大学野球をやるといいぞ、そして横浜国立大はこんないいところがあるよ、ということがあればメッセージをお願いします。
森山「自分は大学でも続けるか迷いましたけど、やってみたら何とかなるので、迷うなら是非続けてもらいたいですね」

「自分は高校時代に力を出せなかった思いが強かったですが、大学では野球をまた学べて成長できた部分が大きいです。そういう思いを持った選手にとってうちの大学はまたチャレンジして人としても成長できるいい環境だと思います」

鵜飼「高校の2年半は時間が限られていてやりたいこともなかなかできないと思いますけど、大学では野球をやりながら色んな事に時間がかけられます。野球に限らず、やりたいことを見つけてそれに時間をかけてやると充実した大学生活になると思います」


貴重なお話ありがとうございました!



(聞き手:西尾典文/写真:編集部)


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