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【桐蔭学園】小倉丞太郎監督|監督から心を開き、話しやすい雰囲気を作る

2026.1.7

名門再建を託された新監督

春夏12度の甲子園出場を誇る神奈川の名門・桐蔭学園。森敬斗(ベイスターズ)を擁して、2019年春に16年ぶりのセンバツに出場したが、夏の神奈川を制したのは1999年が最後。いつしか、「古豪」という枕詞がつくようになり、県大会でも2022年春に準優勝を果たして以来、準々決勝の舞台に勝ち上がれていない。

2025年秋は、県大会3回戦で川和に敗戦。ここ数年の成績に対する責任を取る形で、2017年秋から指揮を執っていた片桐健一監督が辞任。約20年に渡り、硬式野球部のコーチや部長を務めていたOBの小倉丞太郎氏が後任に就いた。

2025年で49歳の小倉監督。桐蔭学園との出会いは、中学1年生のときにまで遡る。夢は建築家。理系に強い桐蔭学園中に受験で入り、野球部の大川和正監督に出会ったことで野球の面白さに目覚めた。



内部進学した桐蔭学園では、160センチ代後半の身長から140キロを超えるストレートを投げ込み、3年生の春にはエースとしてセンバツ甲子園に出場(初戦で北陽に敗戦)。大学は青山学院大から誘いを受けていたが、推薦試験で不合格となり、勉強で東京学芸大に進学した。
「東京学芸大の教育学部と、横浜国大の建築学科を受験しました。横国に受かっていれば、本気で建築家を目指していたと思います。横国は不合格。神様から『まだ野球をやりなさい』と言われているようでした」

東京学芸大でも主戦投手となり、その後は朝日生命、日立製作所でプレー。2005年に、恩師である土屋恵三郎監督(現・星槎国際)からの誘いもあって、母校の保健体育科の教員として採用された。そこから野球部との関わりが始まり、21年目の秋に「考えてもいなかった」という監督職に就くことになった。


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