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【高校球児のための大学野球部ガイド】横浜国立大学を紹介!

2019.2.7


現在チームのキャプテンを務めるのは福田耕平選手(3年 教育人間科学部学校教育社会科/市立橘高校出身)だ。ここからは福田キャプテンに自身の経験やチームについて話してもらった。

――横浜国立大に進学しようと思った理由を教えてください。
福田「指導者になりたいということと、野球を続けるうえでどの大学が良いかを考えた時にそれが両立できて、地元だということもあって決めました」

――年間のスケジュールはどんな感じですか?
福田「2月の下旬から九州にキャンプに行き、後半からオープン戦が始まります。4月から5月は春季リーグ、6月は新人戦の意味合いの教育リーグ、8月には関東甲信越の国立大学の大会があり、9月から10月が秋季リーグという流れです」

――チームとして重要視している点はどんなところですか?
福田「まず良さそうなものは何でも取り入れるということです。あとは選手で考えること、言い合うこと。ポジション内で課題克服に向けて課題を決めますが、それだけではなくポジションを超えて意見を出すということを大切にしています。そういう意味では上下関係は必要最低限の言葉使い程度で、下級生でも意見が言いやすいチームを目指しています」



――現在のチームの課題や、春のリーグ戦に向けて強化している点を教えてください。
福田「個人のプレーはある程度自主練で補えると思うので、連携などのチームプレーに全体練習の時間を割くようにしています。あとは走塁面ですね。最短の距離で走る技術、チャンスで1本のヒットでホームまで帰る判断などが得点に繋がってくるので、そのあたりを特に重視して行っています」

――キャプテンとして心がけていることはありますか?
福田「キャプテンのキャパがイコールチームとしてのキャパになってはいけないと思っています。そうならないためにも、メンバー全員でボトムアップでチームを作っていけるような組織にするということを意識しています」

――高校生に対して横浜国立大のこんなところが魅力だよというのを是非伝えてください。
福田「野球のプレーだけでなく、野球を通して社会でも通用することを学べる場だと思っています。あとは文武両道ということを逃げにせずに、勝ちを目指すという点にもこだわっています。そういう意味では欲張りなことができるチームだと思います」

(取材:西尾典文/写真:編集部)


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