企画

【イケてるブラバンなう!!】浦和学院｜“昨年の自分たちを超えたい”

2019.6.24

野球応援特集の今回は『ブラバンなう』も拡大版としてお届け！甲子園でもおなじみの浦和学院高校・吹奏楽部の魅力をいつもよりたっぷり紹介するよ！

見ごたえ抜群な伝統の応援“昨年の自分たちを超えたい”

今回ウサダーが訪れたのは、甲子園でもお馴染みの埼玉県浦和学院高校。
１学年900人以上が在学するとっても大きな学校で、吹奏楽部だけでも部員数は85名（3年生21人、２年生35人、１年生29人）と大所帯。部員同士のコミュニケーションを図る一環として、今年からは歓迎会やお菓子パーティーを企画しているんだけど、部員にとっても良いモチベーションになって普段の練習にもより一層身が入るようになるんだって。

今回の取材先は浦和学院高校

浦学は座って行う吹奏楽や応援の他にもマーチングでも有名。いろんな種類の演奏を全て最高の状態でパフォーマンスできるなんて、かっこいいなあってウサダーも感動しちゃった。

もちろん野球応援も随一で、部員のなかには「浦学で野球応援がしたい」と思って入学してくる子もたくさんいるんだって。校歌パターンとサンバパターンの２つの構成が伝統的に受け継がれているのが浦学の特徴。全員が当たり前に演奏できる曲だからからこそ、前の年よりもどれだけレベルを上げられるかを意識して試合に挑むんだって！

生徒とも仲が良い顧問の林真琴先生（写真真ん中）。部員にとっても相談事がしやすい大事な存在なんだって。

（左上）合奏の合間には意見交換も。
（左下、右）部室の外に出て個人練・パート練。吹奏楽部も熱いなかで頑張っています！

特にサンバパターンで演奏される『浦学サンバ 4』は独特な掛け声がとってもキャッチーで聞き応えのある人気曲。みんなも球場で耳にしたことがあるんじゃないかな？　今年の夏は、耳でも目でも楽しめてテンションが上がる浦学の応援に注目して、より一層アツい夏にしてみてね！

【演奏曲】浦学サンバメドレー

ガンバリ部員にインタビュー！！「浦学でしかできない“応援リーダー”の想い！」

インタビューに答えてくれたのは、後・武井鈴乃さん（3年・部長）、前列左から國武優月さん（２年）、大友さつきさん（２年）。

——３人は野球応援で指揮をとる応援リーダーだけど、なりたいと思ったきっかけは？
武井：吹いて応援するだけじゃなく指揮でみんなを引っ張っていく立場というのは浦学の野球応援でしかできないことだからです。

國武：私は先輩が指揮棒を振っているのをみて「かっこいい」なと憧れたのがきっかけです。

大友：野球が好きで、高校も部活も「野球応援がしたいから」という理由で決めました。楽器も吹きたいけど、指揮をするのはこの高校でしかできないなって思ったんです。

——試合中はどんな気持ちで指揮をとっているの？
武井：もちろん野球部に勝って欲しいという想いを持ってるんですけど、吹いている部員もヘトヘトになりながら演奏しているので私たちの大きな掛け声で部員たちを励ますつもりで指揮しています。

大友：応援リーダーが大きな声を出していると、部員もそれに応えて音も声も大きくなるんです。

國武：はじめの頃は緊張で精一杯だったんですけど、最近は「みんなが楽しく演奏できるように」って考えられるようになりました。

——野球応援で指揮をしていて楽しいことややりがいを感じることは？
武井：得点が入ったときに野球部さんとソングリーダー部さんが肩を組んで『得点歌』を歌うんですけど、曲を吹いている部員もすごく笑顔で、そのときに一番「浦学入ってよかったな」って思います。

大友：ヒットや得点が入るとスタンドにいる野球部さんが帽子を回して知らせてくれるんですけど、それを合図に『ヒットマーチ』や『得点歌』をやるのはすごく楽しいです。

武井：試合が終わると応援リーダー同士で「今日特に得点が入ったヒットガール（それぞれが担当した回の合計得点が最も高い人）は誰だったか」って話すんです。これは私たちだからできることだなって思うと嬉しいですよね。

——今夏は誰が「ヒットガール」になるのか楽しみだね！