
日進月歩のごとく進化するIT技術。情報を巧みに手に入れ、上手く活用することが厳しい高校野球を勝ち抜く術の1つだ。ここではIT技術を野球部に取り入れ、結果に繋げている高校を取り上げ、取り組みの一部を紹介していこう。川和高校の場合
活動を野球部公式SNSで配信
野球部専用の公式Facebookアカウントが存在する川和。始めたのは約3年前。チームを束ねる伊豆原真人監督はSNSを通し、部員に社会的マナーが身につくように促している。
「頻度としては週に2、3回で、主にマネ―ジャーが練習試合や、普段のトレーニング内容をアップしています。文字として記録に残るため、チームで行ってきたことを簡単に見返すことができます。また、不特定多数の人に見られることで、言動に自覚を持ち行動できるようになりました。親御さんやOB以外にもさまざまな人から応援のコメントをたくさん頂けるので、もっと頑張らなければと発奮材料にもなりますね」。
周りに見られることで、改めて自分の行動に自覚が生まれる。Twitterに関しては、世界中の人たちから検索できてしまう危うさを意識したうえで、選手たちが自主的に鍵を付けるなどして、有益な情報を得るためだけに使っている。
川和高校
●監督/伊豆原真人
●部長/藤塚大輔
●部員数/2年生20人、1年生12人、マネージャー3人
1963年創立の公立校。公立では全国トップレベルの進学校。激戦区神奈川で2007年夏、2015年秋の県大会でベスト8を記録している。
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