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【西日本短付】近藤大樹「目標が明確になり、客観視できるように」

2019.10.4

今年、九州大会で65季ぶりの優勝を果たした西短。強さの要因は信頼感抜群のキャプテン、近藤選手の活躍だった。中1のときに大谷翔平選手(エンゼルス)を真似して書いた目標達成シート(マンダラート)が夢目標を明確化させた。


目標が明確になり、客観視できるようになった



Check!! ゆげコーチに特守してもらう

練習が終わったあと、セカンドの選手と一緒に弓削コーチからノックを打ってもらっています。その日によって本数は変わりますが、三遊間の打球は特に難しいので多めに打ってもらっています。

Check!! 1歩目

味方投手が投げた瞬間ジャンプし、相手打者のインパクトの瞬間に打球方向に歩数を合わせ、両足をつけて捕球します。投手によって間やタイミングが違うので、特性を観察し呼吸を合わせます。

Check!! グランドをならす

ピッチャーが投球練習している間に手で土をならします。西短のグラウンドは実は荒れていて守りにくいんですよ。1番キレイなのは小郡球場。とても守りやすくて守備のリズムが生まれます。


「ドラフト1位でプロ」を軸に、1週間かけて書いた8つの要素

――目標達成へのマンダラートをつくっているそうですね。きっかけは何だったのですか?
中学のとき大谷翔平選手が書いているのをテレビで見て、良いなと思って真似しました。中学のときの目標は「U-15 に選ばれること」。母と相談しながら考え抜いて、1週間くらい時間をかけて書きました。

――高校バージョンがこれですね(上記写真)。
「ドラフト1位でプロ」です。いつでもすぐ見えるように、寮の机の上の透明シートの下に置いています。

――このなかで1番自分らしいと思う目標は?
“日本一の守備”、ですかね。枠が足りなくて2つ足して10項目も書きました。併殺での持ち替えの速さはこだわっています。達成度はまだ40%くらいでしょうか。甲子園出るのを前提で書いているので、まだまだ果たせていませんね。

――「日本一の守備」。もっとどうなりたい?
大きな舞台でもっとすごいプレーをしないといけません。日本で僕の存在はまだ全然知られてないので、甲子園に出て、いろんな人に知ってもらって、いいプレーしたいです。

――遊撃手でドラフト1位が夢となると、昨年の根尾昂選手(中日・大阪桐蔭高卒)、小園海斗選手(広島・報徳学園高卒)などがイメージですか?
……ですね。となると、そうとう厳しいですね(笑)。でも振り返って読むとヤル気が出ます。自分を客観視できて、まだまだだなと気づき、努力するきっかけになっています。

“いいとこノート”

昨秋の大会で負けてから、上級生を中心に始まったという「いいとこノート」。1ページに1人ずつ選手の名前が書いてあり、そこにその選手の「いいところ(長所)」を書き入れていくというものだ。「自分が褒められているのを見るとより頑張れます」と荒木克慶選手。信頼が生まれ、言いにくいことも言えるようになったという。



マンダラートとは?
目標達成シート。9×9のマスをつくり、真ん中に「自分の成し遂げたいこと」を書き、周りの8か所に「要素」「行動目標」を書くフレームワークの一種。エンゼルス・大谷翔平選手が花巻東高校時代に実践していたことでも有名になった。

近藤大樹
2001年9月5日生まれ。福岡県出身。170㎝、70㎏。右投右打。小2のとき立岩ジュニアで野球を始め、6年でホークスジュニアに選出。嘉麻ボーイズ時代は侍ジャパンU-15でプレー。50m5秒9の俊足と好守備が魅力のプロ注目選手。

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