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【時短テクアンケート】川和/東筑/京都翔英

2018.11.14

甲子園に出場経験がある高校はもちろん、夏の都道府県大会で上位に食い込む高校に時短練習についてアンケートを実施した。その結果、強豪校がこぞって実践する共通項がいくつかあることがわかった。今回は川和、東筑、京都翔英の三校の時短テクを紹介!


川和

(1)平日の練習時間
3時間半

(2)現状の練習時間について感じること
文武両道が基本なので、不便は感じていない。

(3)時間をうまく使うコツ
どんな練習でも目的を明確にし、個々に具体的な目標を掲げて練習する。ひとつのメニューに取り組む時間は15〜20分程度にして集中力を切らさないようにする。

(4)ウォーミングアップ
練習の強度をあげながらメニューを組んでいるので、専用の時間は設けていない。

(5)打撃練習
様々な距離のバッティングゲージを作り、マシン、トス、手投げと使い分けている。

(6)守備練習
マシンを使ってノックを行う。

(7)走塁練習
アップやダウンメニューを走塁練習としている。

(9)個人練習
昼休みを自主練習にあてている。

(11)その他、工夫していること
総合練習では判断力や応用力を身につける。夏にはハーフパンツをはくなど、気候に合わせた服装を心がけることで着替える時間が時短につながる。

川和高校(神奈川県)School data

▶監督/伊豆原真人
▶部長/藤塚大輔
▶部員数/2年生12人、
1年生20人、マネージャー3人
▶創立/1963年


東筑

(1)平日の練習時間
3時間

(4)ウォーミングアップ
特に行わない。

(5)打撃練習
グラウンドを使えるのは週に2回、その日を打撃練習にあてている。

(8)ミーティング
練習試合の途中に行っているのがミーティングの役割を果たしている。

(11)その他、工夫していること
3、4班にわかれてローテーションを組んでメニューをこなしている。

東筑高校(福岡県)School data

▶監督/青野浩彦
▶部長/山本哲也
▶部員数/2年生18人、1年生17人、マネージャー3人
▶創立/1898年


京都翔英

(1)平日の練習時間
3時間半

(3)時間をうまく使うコツ
複数の班に別れて、場所を有効的に使えば短時間で濃密な練習が可能になる。

(5)打撃練習
待つ時間を減らすためゲージを増やして行う。

(6)守備練習
打撃練習中、横にノックできる場所をつくり、内野手の練習時間を多く設ける。

(11)その他、工夫していること
複数の班にわけてローテーションを組んでメニューを消化している。

京都翔英高校(京都府)School data

▶監督/山下勝弘
▶部長/伊地知正喜
▶部員数/2年生27人、1年生31人
▶創立/1994年


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