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【埼玉栄】米倉貫太「まずは夏に甲子園に行かないといけない」

2018.3.13

1年夏からマウンドを任され、全国でも屈指の大型右腕としてプロからの評価の高い米倉貫太投手。「Timely!vol.47」誌面でも注目選手の一人としてピックアップしたが、改めてインタビューに答えてもらった。


まずは夏に甲子園に行かないといけない

米倉貫太(よねくらかんた)投手184cm/85kg 右/右

ーー野球を始めたきっかけはを教えてください
「小さい頃から野球を観るのが好きで、小学校3年生の時に少年野球に入りました。父親も小学校で野球をやっていた程度で、家族の影響というわけではありません」

ーー当時の憧れの選手は誰でしたか?
「福岡出身なのでソフトバンクの試合を観ることが多く、当時は杉内俊哉投手が好きでした」

ーー埼玉栄を選んだ理由は?
「最初は県内の高校を考えていたのですが、若生監督に何度も足を運んでいただいて、九国(九州国際大付属)でも何度も甲子園に出られた監督ということもあって決めました」

ーーこれまでに野球を辞めたいと思ったことはありますか?
「ありません」

ーー一番きつい練習は何ですか?
「冬場の走り込みです。250メートルを45秒で走って1分休憩してというのを30セット走るのが特にきついです」

ーー休みはありますか?
「普段は基本的にありません。年末に2週間くらいあるだけです」

ーー学校、野球部内でスマホは使用OKですか?
「スマホはOKですが、SNSはLINEだけと学校で決められています。使い方はYoutubeでプレーの動画を見ることが多いです」

ーーこれまで対戦した選手で「すごい!」と思ったは選手は誰ですか?
「バッターでは東海大菅生の片山(昂星)選手です。打たれたヒットは1本だけでしたが、決まったと思った厳しいボールを完璧に打たれました。ピッチャーでは星槎国際の本田(仁海・オリックス4位)投手のボールが印象に残っています。

ーーライバル校をあげるとするとどこですか?
「凄い選手がたくさんいることもあって大阪桐蔭には負けたくありません」

ーー現在の憧れ、目標とする選手はいますか?
「ヤンキースの田中将大投手です。ここ一番というところでギアを上げられて、しっかり抑えきるところを目標にしています」

ーー若生監督はどんなひとですか?
「選手一人ひとりのことをよく見ていて、進路についても色んなところに声をかけてくれてとても面倒見の良い監督だと思います」

ーー入学してその夏にはすぐ公式戦でも投げていましたが、その当時と比べて自分で成長したと思う部分はどこですか?
「フォームがだいぶ固まってきたと思います。この冬は特にバランス良く投げられるようになって、まだこれからスピードも出せる気がしています」

ーー逆に現在課題だと感じているところはどこですか?
「変化球のコントロールと頼れるボールが少ないところです。今はスライダー、カーブ、フォークを投げていますが、他のボールも練習しています。フィールディングもまだまだだと思います」

ーー取材も増えてきたと思いますが、注目されているとは感じていますか?
「最初の頃に比べると話すことも慣れてきました。でも甲子園にも行っていないので、まだまだだです。まずは夏に甲子園に行かないといけないと思っています」

ーー最後にご家族に何か一言お願いします。
「両親や家族は福岡から遠くに送り出してくれて、不自由なく野球をやらせてもらっているので、ここからしっかり結果を出して恩返しします」

米倉選手、ありがとうございました!

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