1年夏からベンチ入りを果たしキャプテンとして106人の部員をまとめた猪原隆雅前キャプテン。3年夏の大阪府大会決勝、大阪桐蔭戦では4安打4打点と活躍した猪原前キャプテンに大阪桐蔭戦の感想も踏まえてインタビューに答えてもらった。
大阪桐蔭に負ける雰囲気は全くなかった
猪原隆雅(177cm 79kg 捕手 右投げ右打ち)
Q1:この高校を選んだ理由は?
「3つ離れてる兄がいるんですけど兄も大冠高校に来てて、それが理由です。公立で一生懸命できるのは大冠かなと思ってきました」
Q2:平日の練習時間は何時から何時まで?
「授業終わってなるべく早く出てきて3時半ぐらいから、終わるのは全体としてはそこまで遅くはないです。6時とか6時半とか夏でも7時位です」
Q3:土日の練習時間は何時から何時まで?
「土日は8時スタートで3時ぐらいには終わります」
Q4:スイング数のノルマを知った時、どう思った?
「中学校まではそれだけの数振ったことがなかったので想像もできない感じでした。1年生の時は振ることに精一杯で手も痛かったですし、きつかったですね」
Q5:成果を実感したのはどんな時でしたか?
「1年生の冬終わって2年生になった時に打てるようになって飛距離も伸びて実感しました」
Q6:ライバル校はどこでしたか?
「甲子園出るということが僕たちの目標だったのでやっぱり大阪のトップ2校、大阪桐蔭と履正社に勝たないとという意識でやってました」
Q7:キャプテンとして意識していたことは?
「人数も多くて練習中に言葉で伝えるのは難しいので行動で示してみんながついてきてくれたらなぁと思ってました。ネットの準備とか自分が率先してやるようにしてました」
Q8:キャプテンとして大変なことは?
「キャッチャーをやっていたのでみんなをまとめるという事はやっていたので、キャプテンだから大変だと思うことなかったです」
Q9:キャプテンをしていて嬉しかったことは?
「試合に勝った後のミーティングで僕が特別何かしたとかじゃない時でもみんなが褒めてくれたりしたのは嬉しかったです」
Q10:憧れ、目標とする選手は?
「上武大学に進学した大冠の先輩で4つ上の田中悠太郎さん。バッティングが良くてホームランも打てるバッターで、バッティングでチームを引っ張れるバッターなので」
Q11:監督さんってどんな人?
「僕たち人数多いんですけどバッティングだったり守備だったり、一人ひとりに丁寧に教えてくれるので人として尊敬しています」
Q12:大阪桐蔭との決勝戦前、下馬評は相手有利。大冠の選手はどんなことを思ってた?
「勢いのあるチームが勝てると思っていたので自分たちに勢いがあると言うのも自覚していたので、負けると言う気持ちは全然なかったですしむしろ決勝で良い相手とできるんだから楽しんでやろうって言ってました」
Q13:試合前にキャッチャー目線から大阪桐蔭打線はどう思ってましたか?
「1番から9番まで気を抜くところがないと思ってました。一人一人丁寧に抑えていこうと思ってました」
Q14:試合では2回に先制されましたが、3回にすぐに4点を取って逆転しましたね?
「力のあるチームなので先制されたり、自分たちが先に点をとっても追いつかれたりするというのはあると思っていたので、先制されてもひるむことなくベンチでも全然大丈夫やぞと言う声が出てたんで、試合通しても負ける雰囲気は全くなかったです」
Q15:最終回は球場のほとんどが大冠を応援していましたね?
「僕も最後打席回ってきたときプレッシャーあったんですけど、ベンチやスタンドで応援してくれてるチームメイトを見たときに気持ち落ち着くというか、背中押してもらるような感じでした」
Q16:9回2死から猪原君の2点適時打で点差を詰めます。打った時の気持ちは?
「何とか次に繋げたなぁという感じでうれしかったです」
Q17:壮絶な試合後、何を感じましたか?
「甲子園に出ることを目標にしていてその部分では多少の悔しさはあったんですけど、決勝の前にみんなで楽しんでこの試合を戦い抜こうと決めていたので、みんなでやりきれたのでその点については良かったかなと思います」
Q18:最後に後輩達へメッセージをお願いします!
「秋の大会負けてしまって悔しいと思うんですけど僕たちも秋に負けてこのオフシーズンが長かったので、この期間いかに頑張るかで春と夏の結果変わってくると思うので、冬のしんどい振り込みを乗り越えて春と夏に良い結果を残してほしいと思います」
猪原前キャプテン、ありがとうございました。これからも頑張ってください!
(取材・写真:小中翔太)
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