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【秀岳館】橋口キャプテン「鍛冶舎監督から2年半教わったことはみんな身についている」

2017.11.8

秀岳館高校野球部を引っ張る橋口将崇キャプテン

鍛冶舎監督から2年半教わったことは、みんな身についている。そのことを忘れず、来年の夏こそ全国制覇したいーー橋口主将

橋口将崇(はしぐち・まさたか 2年 捕手 背番号2)

Q1 ポジションを教えてください。

キャッチャーです。小3から野球をやっていてピッチャーとキャッチャーを兼任していました。

Q2 秀岳館を選んだ理由は?

いろいろな高校からお話をいただいた中で、中学の指導者の方から鍛冶舎監督が来る秀岳館のことを薦められて、自分でもいいなと思い決めました。中学野球で実績ある方なので、高校でもきっとすごいんだろうなと思ったからです。

Q3 チームのスローガンを教えてください。

日本一! それから、6S、整理、整頓、清潔、清掃、しつけ、スマイルです。入学したときにもらったプリントに「練習は日常生活にあり」と書かれていて、6Sの大切さを僕たちは憲法のように大事に守ってきました。

Q4 チームの今の目標は?

秋負けて悔しい思いをしたので、夏に勝って絶対に甲子園に行くことです。甲子園に出て日本一になることです。

Q5 チームの強みは?

打撃に尽きます。鍛冶舎前監督から「この代は最強打線だ」と言われていたので、自信を持っています。ほとんどが右打者なんですけど、僕らの代は1年生大会でも優勝して圧倒的な得点力があったので今も強みにしています。

Q6 チームの課題は?

投手力と守備力です。新チームはそこが間に合わなかったというのが反省です。捕手として、山下(エース)とのコンビネーションもまだ足りなかったなと思っています。

Q7 平日の練習時間は何時から何時まで?

平日は14時から21時くらいまでです。全員が「野球部クラス」なので、平日でも練習時間はたっぷりあります。

Q8 土日の練習時間は何時から何時まで?

9時から12時、13時から19時までです。

Q9 現在、チームで特に強化していることは?

守備練習です。シートノックをたくさんやっています。ゲーム形式の打撃を増やして、その中で守備練習も強化しています。火、木は県営球場を使っての球場練習をしています。

Q10 ライバル校をあげるとすると?

県内では、秋に負けた九州学院です。全国では大阪桐蔭、履正社です。

Q11 対戦した選手で「すごい!」と思った選手は?

早稲田実業の清宮選手です。春の練習試合で対戦した時、自分はキャッチャーをしていたので、打席に入る前の余裕というか、オーラが伝わってきてすごかったです。


Q12 キャプテンとして意識していることは?

目配り、気配りです。キャッチャーで扇の要でもあるので、個人の結果よりチームの勝利を意識しています。

Q13 キャプテンとして大変なことは?

やっぱり、負けてしまったことです。練習でだらっとしてしまったときにどう声をかけたらいいかを考えています。

Q14 キャプテンとしてうれしかったことは?

秋の大会が終わったときに、みんなから「ありがとう」って言ってもらったことです。試合が終わったとき、みんな泣き崩れてしまったんですけど、なんとかミーティングができて、その時に言ってもらいました。

Q15 チーム内で流行していることは?

アプリの無料ゲームをダウンロードして競い合っています!(笑)みんな明るくてうるさいです!

Q16 憧れ、目標とする選手は?

九鬼隆平さん(ソフトバンク)です! 入寮して半年間お世話になった目標の人です。キャッチャーで4番でキャプテンで、自分も同じポジションなので近づけるようになりたいです。

Q17 希望進路と将来の夢は?

まだ具体的には決めていないんですけど、どんな形であっても野球は続けたいなと思っています。

Q18 願いがひとつだけ叶うとしたら何をお願いする?

みんなを甲子園につれていってやりたいです!(編:監督みたいな言い方ですね!)1年生がかわいくて仕方ないので、甲子園っていい所だよ、って連れていってあげたいです。

Q19  チームのみんなへのメッセージをお願いします!

甲子園に行って、5度目の正直、日本一取ろうな! 甲子園経験者が4人いるので甲子園に「帰る」という気持ちで、冬の練習をがんばっていきたいと思います。鍛冶舎監督から2年半教わったことは、みんな身についているので、そのことを忘れずに来年の夏こそ全国制覇をしたいです。

取材こぼれ話

今夏の甲子園。初戦の横浜戦は球場の外まで観客が溢れかえるほどの混雑だったそうです。このため、秀岳館の選手は正面からではなく、急きょ裏口の通路から入場したのだそう。好カードが4試合そろい、注目度の高さが飛びぬけて高かった日でした。
そんな中でも、選手たちは落ち着いて試合に入ることができたとか。「回を重ねていくうちに、甲子園で緊張しなくなりました」と橋口主将。取材の対応も沈着冷静で、コメントも雄弁。4季連続出場で得た経験力の大きさを感じる取材となりました。

(取材・撮影/樫本ゆき)

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