カラダづくり

バランスの良い食事の代表例、栄養フルコース型の食事がなぜよいのか?

2016.3.17
 
  いつもの食事に果物や乳製品を加えてフルコース型を目指そう!

 
 覚えよう、栄養フルコース型の本当の意味

 身体のコンディションを整えるために「バランスのよい食事」は欠かせませんが、「バランスよく食べる」といわれても実際何を食べるといいのかについては、漠然としてわからないことも多いのではないでしょうか。好き嫌いをしないことは当然ですが、食事は栄養フルコース型にするとよいといわれています。栄養フルコース型とは「主食・主菜・野菜・果物・乳製品」の5つを揃えること。いつもの食事にこの5つが入っているかどうかをチェックしてみましょう。

●主食=ご飯、パン、うどん・パスタなどの麺類、お餅など主に炭水化物
炭水化物を豊富に含み、身体を動かす直接的なエネルギー源となります。脳の働きをよくするためにも炭水化物は欠かせないもの。朝食時に炭水化物が抜けてしまうと朝から集中力に欠け、ボーッとしてしまうことになりますので、必ず食べるようにしましょう。

●主菜(おかず)=肉、魚、大豆、卵など主にたんぱく質
主食に対し、主菜はたんぱく質、脂質、鉄分、ビタミン、ミネラルなどを含むいわゆる「おかず」を指します。エネルギー源としての役割とともにたんぱく質を多く含むことで体づくりに貢献します。筋力アップ、持久力アップなど体力要素を高めるために欠かせないものです。

●野菜=ビタミン、ミネラル、食物繊維など
野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維を含むものが多く、身体の調節機能として大きな役割を果たします。特に男子アスリートは野菜不足を指摘されることが多いため、意識して野菜をとるようにしましょう。野菜ジュースで代用することも一つの方法ですが、野菜○個分のビタミン、ミネラル、食物繊維などとともに、飲みやすさを考慮して糖質などが多く含まれていることがあります。基本的には野菜からこうした栄養素をとることが理想的です。

●果物=ビタミン、ミネラル、食物繊維など
野菜と同じくビタミン、ミネラル、食物繊維などを含み、特に柑橘系の果物であればクエン酸による疲労回復効果も期待できます。果汁100%のジュースでも代用可能ですが、こちらも糖質が多く含まれる傾向にありますので、果物がとれるときは果物を、むずかしい場合はジュースをと臨機応変に対応しましょう。

●乳製品=牛乳、チーズ、ヨーグルトなど主にたんぱく質とカルシウム
乳製品はたんぱく質だけではなくカルシウムが多く含まれます。カルシウムは骨や歯の材料として必要な栄養素であると同時に、気分が落ち着かないときや落ち込んだときの不安感を和らげる効果も指摘されています。イライラしたときはホットミルクや牛乳たっぷりのホットココアなどがオススメです。


  


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