カラダづくり

のどの痛みを和らげたい

2015.9.18
 季節の変わり目になると気温や気圧の変化に体が順応できず、体調を崩しやすくなることが多くなります。風邪を引いたり、発熱したりといったときにはまず休養を十分にとることが先決ですが、全身症状が見られず、のどが赤く腫れて痛いというときは、のど飴などのお世話になりながら練習を続けることも多いのではないかと思います。

 のどの痛みは細菌による炎症が主な原因です。のどが乾燥しているとウイルスや細菌が繁殖しやすくなるため、水分をこまめにとってのどを潤すように心がけましょう。通学時などではマスクを着用し、夜寝るときにはのどを保温する目的で乾いたタオルを巻くこともオススメです。ちなみにうがいをするときはうがい薬を使わず、水で時間をかけてうがいをするだけでも十分に効果が期待できます(うがい薬はその強力な殺菌作用によって、侵入してきた細菌のみならず、自分の細胞まで破壊してしまうといわれており、自分の細胞を傷つけることでさらなるウイルスの侵入が懸念されるため)。

 のど飴にはハチミツ入りのものが多くありますが、のどの痛みにハチミツを使うとかなり効果が期待できます。ハチミツは殺菌作用があるため、細菌による炎症を和らげるだけではなく、保湿効果も高いためのどの乾燥を抑えることにもつながります。咳を鎮める効果のあるしょうがとともにジンジャーシロップを作り、水やお湯で割ると飲みやすいですね。ここに殺菌効果を持つお酢を付け加え、ハチミツ+お酢をお湯でわることもオススメです。また紅茶にしょうがを入れ、砂糖の代わりにハチミツを使ってみるのもよいでしょう。

 またのどが痛いときには炎症症状を抑えることを優先させたいため、食事においては唐辛子を始めとする刺激物はなるべく避けるようにしましょう(食べるだけでのどが痛くなってしまうとは思いますが…)。のどの痛みをそのまま放置していると、そこから全身症状に移行し、発熱することも考えられます。ハチミツなどを上手に使って早めに対応するようにしたいものですね。

  ハチミツの殺菌作用を大いに利用しよう


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