皆さん、こんにちは。球速アップアドバイザーの相原雅也です。 球速アップのためのカラダの使い方、第3弾です。
自分の投球動作をスローモーションで行えますか?
その場でぜひやってみてください。
意外に難しくありませんか?
普段、シャドーピッチングは、タオルを持って行うことが多いと思いますが、タオルを持たずに、スローモーションで行ってみてください。
スローモーションで投球動作を行うと、その選手が苦手とする動作が一目瞭然です。
自分の身体を動かすイメージのない箇所に来ると、スローモーションで動作しているはずの動作が瞬時に速くなってしまう人が多いので、私の経験上ですが、速くなってしまう部分は動作イメージがない苦手な部分の可能性が高いです。
また傾向として、上半身よりも、下半身の動作イメージがない方が多く、
「ここからどう動いたらよいかわからない」という質問が本当に多くあります。
そのような選手には、下半身の動作イメージをお伝えしていますが、その時に面白いのは、下半身の動作イメージがついてくると、上半身の力も勝手に抜けて、肩回りの緊張がほぐれ、急に上手に腕を回せる選手も沢山います。
裏を返せばボールを持つと、ついつい腕に意識が向き、力が入りやすいということだと思います。
ですので、私が普段行っているのは、その選手の知らない動作イメージがなんなのか?これを選手自身に理解して頂き、その選手一人一人にあった課題解決のご提案をしています。
無意識に動作できるまでに身体に染み込ませることは大切ですが、無意識化にある動作を意識化におき、その上で反復練習し、意識化された動作を無意識化にまで落とし込む。この過程は本当に時間のかかる作業です。
皆さんも一度、スローモーションシャドウで、自分の動作イメージのある部分とない部分がどこなのかを把握される事を是非お勧め致します。
「球速アップ」関連記事
-
【球速アップ講座】相原さんに聞く「回転軸の作り方」の極意!2017.6.22
トレーニング -
【球速アップ講座】相原さんに聞く「腰の落とし方」の極意!2017.6.20
トレーニング -
【球速アップ講座】相原さんに聞く「腕の回し方」の極意!2017.6.19
トレーニング -
【球速アップのためのカラダの使い方】スローモーションで投球動作!2017.3.15
トレーニング -
【球速アップのためのカラダの使い方】無理無駄のない動作を行う!2017.2.9
トレーニング -
【球速アップのためのカラダの使い方】伝達効率を上げて球速アップ! 2017.1.6
トレーニング -
【球速120キロから145キロへ】球速アップ講座 ~投球時の回転は玄関扉方式~2015.8.31
トレーニング -
【球速120キロから145キロへ】球速アップ講座 ~腰の落とし方~2015.8.18
トレーニング -
【球速120キロから145キロへ】球速アップ講座 ~腕の回し方~2015.7.8
トレーニング -
身長168cm、球速120キロの並の高校球児が、わずか数年で145キロの球を投げる方法2015.6.8
トレーニング
▼球速アップアドバイザー 兼ホグレル硬式野球部監督
相原雅也
http://www.hogrel.com/hogrel/baseball.html
▼ホグレル硬式野球部
http://ameblo.jp/yoannahogrel/entry-12230520276.html