「Mac's Trainer Room」代表の高島誠さんに聞く高校生投手のスピードアップ、パフォーマンスアップのポイント。今回は実践編として数多くあるトレーニングメニューの中から比較的取り入れやすい「筋出力トレーニング」を紹介する。第3回目は「プライオボールスロー」。
球速アップのための筋出力トレーニング
③プライオボールスロー
硬式球より重いプライオボールを行って使うトレーニング。メディシンボールでは縦に使っていた動きを、今度は体幹を斜めに使うイメージが重要。
最初は正面を向いた状態からスタートし、後ろを向いた状態から回転を使うもの、踏み出す方の足を固定して行うもの、などとバリエーションをつけて、下半身や全身を使って投げる感覚を養う。
高島誠(たかしま・まこと) Mac's Trainer Room代表。
広島商業高校、四国医療専門学校を経て2001年からオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)、2005年からワシントン・ナショナルズでインターンシップトレーナーを務め、その後正式採用、2008年に野球肩肘専門のMac's Trainer Roomを開業し、野球の障害を中心に日本での活動を開始。現在はNPBトップ選手だけでなく、小中高生や大学生、社会人まで幅広くアスリートのサポートを行っている。
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