ギア

気になるデジタルツールを調べてみた件

2021.7.20

ここは某県某市にある公立高校のとある硬式野球部。県大会の最高成績はベスト32。強豪校とも弱小校ともいえない中途半端な成績だけれど、本気で甲子園を目指して練習に励んでいる。限られた時間と予算でいかに私学と戦うか。最近はIT好き部長を中心にデジタルツールに注目している。


どんなに素晴らしいツールでも 使うのが面倒くさいと続かないという事実。


自らも中高大と野球部で汗を流した生粋の野球人。普段は体育科の教師をしている情熱的な監督(左)。野球経験はないものの野球観戦大好きなITギーク。数学科の教師を務める部長(右)の凸凹コンビ。

部長 監督、市内の○×高校でクラスターが発生したらしいですよ。

監督 え!? ○×高校といえば規則が厳しくてしっかり感染対策をしているチームじゃないか!

部長 確かに。それなのにクラスターが発生してしまうこともあるんですね。

監督 他人事とは思えんな……。うちもマニュアルに基づいて感染対策をしているけれど、いまより一歩踏み込んだ部員の体調管理ができないだろうか。

部長 そうくると思って、事前に調べてきました!

監督 ヨッ! さすが部長ッ! できるねッ!

部長 (独特のノリに引く)……。えっと、これです。「Nobi(ノビ)」っていう専用デバイスとアプリを使った体調管理サービスなんですけど……

監督 デ、デバイス?? ちょっと何言ってるか分からない……。

部長 サンドウィッチマンみたいな切り返ししないでくださいよ。この、専用スマートウォッチ(写真1)が「Nobiバンド」っていう名前のデバイスなんです。



監督 あぁ! 時計ね! 時計なら時計って言ってよぉ〜。ややこしいなぁ〜。

部長 ……。まぁ時計なんですけど、ただの時計じゃなくて「心拍数」「血圧」「睡眠」「アクティビティ」「ストレス」などの生体データを常に管理・計測してくれる代物なんです。


過去1カ月の「疲労」のグラフ。日毎の疲労度を振り返れるうえ「適度な休みを促すことも必要」と見方を教えてくれる。


監督 えぇ!! 時計でそんなこともできちゃうの?

部長 さらに、取得した生体データから独自の「コンディションスコア」を算出し、選手のコンディションやケガのリスクを一目で把握することができるんですよ。

監督 ケガのリスクがわかるの? それすごい便利じゃないか! ほら、選手って監督になかなかホントのこと言ってくれないからさぁ。「大丈夫か?」って聞くと「大丈夫です!」って言うけど、そのあとすぐケガしたりして、「あれやっぱ大丈夫じゃなかったんだ……」って。監督も反省するんだけど、ケガしちゃったら後の祭りなんだよ……。


疲労やストレスが溜まっている選手を「要注意メンバー」としてアラートしてくれる。忙しい監督にぴったりの機能。


部長 「いけると思って無理しちゃう」っていうときもありますもんね。レギュラーがかかっていたりするとなおさら。Nobiなら、選手の黄色信号を客観的にお知らせしてくれるから、ケガする前に休ませたり、練習量を減らしたり調整することができます。

監督 でもさぁ、「一目で把握」っていうけれど、時計をつけるのは選手でしょ? 時計をつけてない僕らがどうやって把握するの?

部長 監督やコーチ用の管理画面から見ることができるんですよ。Nobiバンドをつけている全選手の心身の状態を数字で把握することができるうえ、コンディションが下がってきている選手は「要注意メンバー」としてアラートがあがるようになっているので、細かい数字を追いかけなくていいからとっても楽なんです!


「ストレス」のグラフ。気になる日があれば時間ごとのグラフをチェックすることもでき、原因の特定に役立つ。


監督 まさに僕みたいに数字が苦手な人にもうってつけじゃないか!!

部長 そうなんです! 監督みたいな体育会系の数字オンチにもオススメなんです!

監督 え?

部長 使い続けることで統計的な分析も可能になり、チーム全体としてパフォーマンスが発揮できるいい状態に向かっているのかどうかがわかったり、前の期間と比較して、いまどういう状態かがわかったりもするんですよ!!


全選手の、今日の「コンディション」と「パフォーマンス」を3段階で表示。試合での起用にも役立つ情報だ。


監督 あ、あぁ、さっきの発言がちょっと気になるけれども、そ、それは確かにすごいね。試合期になると、いつも練習量の加減に悩んでいたんだよ。今年は特にコロナのせいで例年に比べて練習が全然足りてないから増やしたいんだけど、オーバーワークになってパフォーマンスが下がるとまずいしってね。

部長 ちなみに、アプリを連携させることで選手自身も自分のコンディションをチェックしたり、体調管理のためのアドバイスを受けとったりすることができるんですよ。

監督 選手自身が自分のコンディショニングを客観的に数字で知ることができたら体調管理に興味もわくだろうね。


チーム全体の「コンディション」と「パフォーマンス」もスコア化。前月値との比較もでき、練習量の調節に生かせる。


部長 まさにそうですね。しかも、こういう体調管理ツールって、毎日細かくデータ入力をしなきゃいけないものが多くて続かないっていう最大のデメリットがあるんですが、Nobiはスマホアプリで簡単な質問に答えるだけで、あとはバンドからデータが取得できるのが本当に魅力的なんです。

監督 でも、お高いんでしょう? うちはそんなに予算ないからさ、ハイテク時計で体調管理なんて夢のまた夢だよ。

部長 それが、そうでもないんですよ。例えば、部員が25名の場合、デバイス代は別途費用かかりますが、月々の利用料は37,500円。一人1,500円ほどで選手の体調をチームで管理することができます。

監督 マジか!? それは考えられない金額ではない!

部長 他の部活にもオススメだし、いますぐ校長に相談しにいきましょう!

監督 おぉー!!!


アプリを連携させるとスマホで確認できる選手用画面。Nobiバンドで計測された生体データから独自の「コンディションスコア」を算出。体調の状態を客観的に把握できる。

コンディションスコアには、質問に答えることで得られる選手本人の「主観データ」も加味される。体調管理にまつわるコラムなどを読むこともでき、意識が高まる仕組みに。


まとめ:デジタル初心者にぴったりな シンプル仕様がツボすぎ。



[ お問い合わせ ]
株式会社enstem
https://nobi-app.com/team


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