「KANTO JUNKO SUMMER CHALLENGE CUP」第2日目は準々決勝4試合が行われました。4強に残ったのは早稲田大、中央大、日本大、明治大という全国大会の常連校に。今日は早稲田大の清水佑樹投手(3年・早稲田佐賀)がMAX143キロを計測するなど、今後のジュンコー選手たちの可能性に注目です!
「関東準硬サマーチャレンジカップ」レポートFILE(4)
準々決勝(25日・上柚木)明治大4-3法政大
戦評
昨秋のリーグ戦対戦成績は2勝2敗。白熱の六大学対決は明治大に軍配が上がった。3-3で迎えた9回表。先頭の6番永井克樹(2年・広陵)が右翼前安打で出塁し犠打で1死二塁。2回表に同点打を放った武田眞(4年・明大中野八王子)が中前安打で走者を返し勝ち越し。9回裏、1死二塁となったが遊飛、空振り三振で後続を断ち逃げ切った。法政大はエース石橋錬(3年・遊学館)が3失点されながらも5回を力投(自責2)。散発5安打と強打を発揮できなかった。


明治大・武田眞選手(捕手・4年・明大中野八王子)
1回戦で先制打を打った武田が9回表に勝ち越し中前打。2日連続のヒーローとなった。「外のまっすぐをうまく打てました。技術というよりは、昨日と同様メンタル面でいいイメージを持てているのが大きい」と好調の要因を話す。捕手としてもタイプの違う3投手を好リード。準決勝では楽しみにしていた日本大との対戦となる。「昨秋、大学関東選抜で豪州遠征に行ったとき同じメンバーだった選手がいる。大量失点には気を付けて勝ち切りたい」と燃える。付属高からの内進生。「経済面で親に負担をかけたくない」の理由から、アルバイトが許可されている準硬式野球部を選んだ。焼肉店の仕事は社会勉強になっているとか。「就活も終わったので全力で優勝目指します!」。
法政大・中川大輔主将(外野手・4年・日大三)
6月中旬に活動再開してから大会優勝を目指してきたがあと1歩及ばなかった。「相手の先発が速球だったので振って合わせていこうと思っていましたが、ゲッツーを取られ打ち崩せなかった」。しかし秋のリーグ戦に向けて「エラーや四球で失点してしまった部分を修正したい」と前向きに語った。名門・日大三出身。小倉全由監督の薦めもあって法政大準硬式を選んだ。
仲間とやり切ったことで、一度は燃え尽きた高校野球。しかし「楽しい野球がもっとやりたくなった」 と。野球熱が再熱した。練習方法やスタメンを自分たちで決めるやり方に、高校時代とは違った楽しさを感じている。秋のリーグ戦が最後の学生野球になる。目標はもちろん、六大学リーグ優勝だ。
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