アメリカで野球をするなんてプロの一流選手じゃなければ無理……。
そんな考えはもう古い! 今や高卒からアメリカの大学へ進み大好きな野球を楽しんでいる先輩たちが多くいるのだ!
自分の実力を野球の本場で試せる
野球のレベルアップだけでなく就職面においても利点大
「アメリカの高校または大学の野球を見ていると、日本の高校生のレベルの高さがわかる。だからこそ、進路のひとつにアメリカで野球を続けるという選択肢が当たり前になってほしい」。こう語るのは、留学会社「アスリートブランド」で学生のサポートを行う根本真吾代表。根本代表いわく、アメリカの大学への野球留学で得られるものは、野球のレベルアップだけではない。「グローバルスタンダードが叫ばれる今、英語を話せる人材はとても重宝される。もちろん野球でプロを目指す道もありますが、将来へ向けて異なる選択肢も増えるんです」。
つまり、異国の地での経験が野球以外の分野でも活かせるのだ。
では、米大学野球留学をするにはどうすればいいか。まず、留学会社に相談をして現地でセレクションを受ける。合格すれば渡米に向けて準備を進めることになる。またルートとしては2年制大学へ進み、学業、野球の両面で実績を上げて4年制大学へ編入するという流れがおすすめだ。ここで覚えていきたいのは、アメリカの大学は少人数制であること。知り合い経由で留学先を探してもらっても、現地に行ったら入部を断られたというケースもあるので、注意が必要だ。
費用は、年間で100万~120万円と日本の私大と大差はなく、努力次第で返済不要の奨学金制度も受けられる。挑戦したい気持ちがあるなら、勇気を持って踏み出そう。
CHECK POINT:スポーツ留学会社選びの6つのポイント
1.スポーツ留学の実績はどうか2.就職実績はどうか
3.野球部入部は確約されるか
4.先輩留学生たちのネットワークはあるか
5.日本人留学生が多すぎないか
6.英語ができない場合は部活ができるのか
留学会社によっては、「超有名大学にいける」と大風呂敷を広げる所があります。
しかし、アメリカの大学野球部は行けば入れるものではありませんので、十分に注意が必要です。