涼しくて時間もある秋は、つい追い込みすぎてケガをしがち。今回は、ケガを予防する効果の高いお弁当を紹介しよう。
骨に「カルシウム×ビタミンD」関節に「コラーゲン×ビタミンC」
骨を強くするカルシウムは生成する際にビタミンDが必要になる。関節を滑らかにするコラーゲンも生成にビタミンCが必要だ。今回のお弁当でいうと、チーズ(カルシウム)と鮭(ビタミンD)が一緒に入った春巻きは骨にいい。また、牛すじ(コラーゲン)と春巻のパプリカ(ビタミンC)を同時に食べることで関節に効果的だ。
集中力切れを防ぐためには、糖質をしっかりとることも重要。さっぱりとした梅しそごはんでお米を食べ進めやすくしている。
生姜入りで温まるスープも秋冬にぴったり。十六穀米はごはんほど重くなく、栄養バランスが整う。卵、肉、魚とたんぱく質も数種類から摂るようにするとよりよい。
【今回のお弁当メニュー】
●秋鮭とチーズの春巻き ●牛すじとこんにゃくの煮物
●ごぼうとにんじんのツナマヨ ●ゆで卵 ●おくら
●ミニトマト ●かぼちゃの素揚げ ●梅しそごはん
●十六穀米と野菜の具だくさんスープ
とろ〜りサクサク! 鮭とチーズの春巻き
●鮭(皮・骨をとったもの) 250g
●パプリカ 1個
●とろけるチーズ 100g
●春巻きの皮 10枚
●薄口しょうゆ 30ml
●酒 10ml
●揚げ油 適量
(1) 鮭は骨と皮を取り、10cm×2cm程度の棒状に切る(1本約25g)
(2) 薄口しょうゆと酒を混ぜたものに30分ほど(1)を入れ下味をつける
(3) パプリカは、1cmくらいの細切りにする
(4) (2)の水気を拭き取り、春巻きの皮に並べ、(3)のパプリカ2本とチーズ10gを乗せてしっかり巻く
(5) 約180度の油で5分ほど揚げる
今回使用したのは…
サーモス フレッシュランチボックスDJF-1800
大小3つの容器を完食すると、球児の昼食に必要な約2,000kcalが摂取可能。栄養管理がしやすいアスリートの強い味方。
作ってくれた人
料理研究家。ル・コルドンブルー料理ディプロマ取得。「京ぎをん浜作」で修業ののち、料理教室の主宰やアスリートへの食事指導などで活躍。少年野球をする息子さんを持つ。
問い合わせ先/サーモス株式会社
お客様相談室 0570-066966
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