カラダづくり

市立川越の選手に聞いた!僕らのコンディショニング法

2019.4.16

シーズン開幕に向けてトレーニングも多いこの時期。市立川越野球部の5人の選手にそれぞれの取り組み、工夫、疋田直人コーチに選手のコンディションを管理するコツを聞きました。


僕らのコンディショニング法

意識して食べる量を多く

3年・高橋龍之介(三塁手)
163cm・62kg 右投左打

「身体が小さいので補食を多くとり送球や打球も強くなりました。サプリはカシス味が好きで、寝る前にも飲みます。」


長めの入浴で疲労回復

3年・瀬良潤平(捕手)
175cm・80kg 右投左打

「シャワーだけでなく毎日お風呂に入ります。長いときは30分くらい入り、疲労回復に努めています。」


サプリを飲んで意識向上

3年・渡邊大貴(外野手)
168cm・63kg 右投左打

「練習前に必ずサプリを飲みます。飲むことで練習に向かうモチベーション向上にもなります。」


朝食からバランス良く

3年・髭大史(遊撃手)
167cm・63kg 右投右打

「朝も早いですが朝食をしっかりとることを心がけています。身体が大きくなり打球も変わりました。」


練習中もこまめに水分摂取

3年・原田洸斗(外野手)
178cm・72kg 右投右打

「体重が減らないように気をつけています。練習中は水分をこまめにとり、就寝前はアミノ酸のサプリメントを飲みます。」

疋田直人コーチに聞く!選手のコンディションを管理するコツ

市立川越OBの疋田直人コーチ
「やはり細い子が多いので、週2回は体重を測ってチェックしています。オフの間は特に強化期間ということで、冬の11月から2月の間で各自それまでの体重から8%アップさせようという目標で取り組んでいます。コンディショニングに力を入れてからは、小さなケガが減りました。選手自身が考えて取り組むので、考える力の向上にも繋がっていると思います。」


補食と一緒にとるプロテインは、シェイカーいらずで水と一緒に直飲みできる。毎日飲んでも飽きない柑橘系の味が人気。
トレーニング後には必ずアミノ酸に効果があるサプリメントを摂取し、疲労回復効果をねらう。
冬場でも明るい時間はボールを使い、日没後はトレーニングに費やす。
チューブを使ったトレーニングで肩甲骨まわりを強化。
冬場は重さのあるプレートを使い体幹強化に取り組んでいる。
(取材・文:西尾典文/写真:廣瀬久哉)

市立川越高校

●監督/新井清司
●部長/藤井喜英
●コーチ/疋田直人 清水洋伸
●部員数/3年生31人、2年生20人、マネージャー5人
1926年創部。2014年に夏の選手権大会で準優勝、2017年に秋季関東大会出場するなど、限られた時間のなかで練習しなければならない公立校でありながら、近年は目覚ましい成長を遂げている。


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