甲子園とプロ、究極の二兎を追う!
内容紹介
地方の公立校を率いて源田壮亮、森下暢仁ら9年間で8人ものプロ野球選手を育て上げ、迷える名門「大分商業」を3年間で甲子園に導いた、「宇宙人」監督の覚醒を促す奇跡の指導!渡邉監督は、なぜ公立校に集まる選手たちを、プロ野球の世界へと送り続けることができるのか。なぜ甲子園から遠ざかってしまった名門校を、短期間で再浮上させることができたのか。
「私が大事にしているのは“瞬間”、“覚醒”、“突き抜ける”、“突き進む”。それらを応用しながら、日頃の指導にあたっています」
まずはそんな言葉を心の片隅に留めておきながら、渡邉正雄が発する数々のテレパシーをキャッチしていこうと思う。そして、最後まで読んでいただいた後に、人間・渡邉正雄の面白さと凄みを少しでも感じていただけるのなら幸いだ――本文より
目次
【第一章】突き抜けた野球人生/異能+異才の指揮官が誕生するまで【第二章】「宇宙人と異質な才能」との出会い/プロ野球選手となった教え子たち
【第三章】プロ野球選手をいかにして育てたか/原石たちが覚醒した瞬間
【第四章】独自のワールドを突き進む/強くなるための「思考法」
【第五章】テレパシーが飛び交うグラウンド/選手を活かす組織作り
【第六章】新天地で問われる真価/佐伯鶴城で目指す「2度目の古豪復活」
【第七章】野球観を一変させた王者の存在/明豊と渡邉正雄
加来慶祐
竹書房
定価1980円+税