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いま東北野球がアツい!!東北6県の監督が語る「わが県」の魅力

2019.2.19

東北暮らしの大変さを、想像したことがあるだろうか。突き刺さる寒さ。長い夜。長い長い冬。止まない雪が何度もつもり、そのたびに雪を掻(か)く。その地に住んでみると、夏の屋外競技である高校野球で頂点を目指すことが簡単でないことが想像できる。
それでも、東北の高校野球は元気だ。昨夏の金農フィーバーがそれを証明した。「白河の関越え」もそう遠くないと囁かれている東北の強さと魅力を探しに、Timely!がみちのくの旅に出た。


東北6県の監督が語る「わが県」の魅力

6つの県がある東北地区は大きく分けて、太平洋側(岩手、宮城、福島)と、雪の多い日本海側(秋田、山形)、そして両方を兼ねる青森に区分されている。高校野球の特徴と魅力を各県の監督に語ってもらった。

青森県|青森山田高校 三浦知克監督(46)



「2002年付属中に硬式・青森山田シニアが創立。中高一貫で連係、強化し、青森の中学野球の活性化にもつながっています。地元の子供たちが青森の高校から甲子園で優勝したいという夢を形にできる場になってきています。」

青森県|八戸学院光星高校 仲井宗基監督(48)



「金沢成泰前監督(現明秀日立)の代から約20年、青森山田と八戸学院光星が青森を盛り上げてきたことに間違いはない。青森から全国制覇を狙えるのはウチだけ、というくらいの気持ちで練習をやっています。」

岩手県|盛岡大学附属高校 関口清治監督(41)



「甲子園抽選会のときに『東北勢とは当たりたくない』と言われるようになりました。岩手を全国区にしたのは花巻東さん。ここを倒すために奮起することができています。これまで私は9勝9敗なので勝ち越したい。」

秋田県|金足農業高校 中泉一豊監督(46)



「公立42、私学2。『公立から甲子園』の熱が強いのが秋田。秋田、秋田商、金足農が古豪ですが、毎年どこが出るかわからない。上手い中学選手たちが「○○高に行こうぜ」と言い合って一校に集中する流れもあります。」

宮城県|仙台育英高校 須江航監督(35)



「宮城、いや東北の高校野球は間違いなく佐々木順一朗前監督(学法石川)が引っ張ってくれました。24年の在任中『チーム東北』で歴史を変えよう、弱いレッテルを覆そう、と他県と一丸となり、尽力されたのです。」

山形県|日本大学山形高校 荒木準也監督(47)



「酒田南、鶴岡東、体育科のある山形中央、そして日大山形。4強を軸に準決勝からの2つが厳しい戦いとなります。県最多の春夏21回甲子園出場ですが、2013年全国4強を超えるチーム作りは毎年毎夏行っています。」

福島県|聖光学院高校 斎藤智也監督(55)



「東北最多の78校。戦後では全国最長の夏12連覇中ですが一昨年まで決勝5年連続1点差勝利。心の成長が執念を生みました。『白河の関』は福島にありますからね。日本一が一番絵になる県だという自負はあります。」

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