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【健大高崎】キツさの中にも笑顔あり!ハードなサーキットトレーニング

2019.2.13

早朝5時半からスタートした健大高崎のトレーニング合宿。ランニング、朝食、メンタルトレーニング、ストレッチ、昼食と進み、午後からは本格的なトレーニングが実施された。内容は三班に分かれ、一班はウエイト、一班はランメニュー、一班はサーキットトレーニングというもの。ここでは主にサーキットトレーニングについて紹介する。


ハンマーとタイヤを使ったトレーニング

サーキットトレーニング、一つ目のメニューは地面に置いたタイヤをハンマーで上から振り下ろして叩くもの。健大高崎と同じく塚原謙太郎トレーナーがトレーニングを指導している2017年夏の甲子園優勝校である花咲徳栄が行っていたことで全国的にも有名になったトレーニングだ。



ただ叩くだけでなく、「チャリン!」というきれいな音が出ないといけないというのがポイント。きれいな音を出すためにはタイヤに対してハンマーの面が水平に入る必要があり、そのようにたたくにはしっかりと全身、下半身を使ってリズム良くハンマーを振り下ろす必要がある。下半身や体幹が疲れて腕だけで振り下ろすとハンマーが斜めにタイヤに接するためきれいな音が出ないのだ。

そしてもう一つはハンマーを押し込むための握力。タイヤの反動にしっかり負けずに押し込むことで握力強化に繋がっているという。これをきれいな音が出るのを15回というのが1セットだ。

ハンマーでたたく以外にもタイヤは活用されている。ブロックとタイヤを重ねて胸くらいの高さの土台を作り、ベンチから降りる反動を利用してその上に飛び乗るというものだ。



上手く飛ばないと勢いがつかず、跳び箱で失敗したような体勢になってしまう。そうならないためには瞬発力だけでなく、タイミングが重要になってくる。投げる動きも打つ動きも足が地面に接地して、そこから大きな力を生み出すことが重要だが、そのような動きにとってプラスになるトレーニングだという。全身の使い方、バランス感覚も重要だ。


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