企画

確認を怠らずに、いつも通りのプレーを!|高校野球大好き芸人 いけだてつや さん

2018.6.20

「アメトーーク!」の高校野球大好き芸人でおなじみのいけだてつやさんに、高校野球の魅力や、地方球場での面白エピソード、そして高校球児へのエールを伺いました。


高校野球大好き芸人 いけだてつや さんのエール

確認を怠らずに、いつものプレーをお祭りでやっていただきます!!

Q:高校野球のディープな部分を知り尽くしているいけださんですが、高校野球を追いかけ始めたのはいつごろからですか?
「最初に見始めたのは松井秀喜さんが5打席連続敬遠された1992年の第74回大会ですかね。その頃はJリーグ開幕とかスラムダンクブームの影響で、野球部の人数も少ない時期だったんですよ。

今は地方大会も含めて、現地で見る試合だけでも年間130試合くらいチェックしてますね」

Q:北海道から沖縄まで現地で観戦されてますが、地方大会にも頻繁に足を伸ばす原動力になっている高校野球の魅力を教えてください。
「単純に試合を見ているだけでも面白いですし、一発勝負という舞台で、なんか奇跡を探している自分にマッチするんですよね。

9回で5点差とか6点差で負けているチームがいても、プロならそのまま試合終了かなと思うところが、高校野球だとふとしたキッカケで追いついたり、逆転したりするドラマが見られる。そういったところを生で見られるのもあって、いろんな球場に足を運んでます」



Q:全国各地の球場で体験したエピソードを教えてください!
「そうだなー、何年か前の九州大会で遭遇したんですけど、試合後って監督中心に円陣を組んで、今日の試合の反省とか話すタイミングがあるじゃないですか。でも、ある高校の監督さんが、たぶん新車を買いたてでとても気に入ってたんでしょうね。ずっと車から降りずに運転席の窓だけ開けてたんですよ。そしたら生徒たちが何を思ったのか監督の車を囲んで円陣作っちゃって、監督が車の中から一言二言喋って、そのまま窓閉めて帰っていったの見て、「コントかよ!」って、思わずツッコんじゃいましたね(笑)。

他にも、阪神にいる藤波くんが大阪桐蔭3年の時の大阪大会決勝で、たしか対戦相手が履正社っていう注目カードだったので、開門前からめちゃめちゃ混むだろうなと思って、できるだけ早く球場に並ぶために夜行バスで大阪まで行ったんですよ。そして、朝6時には舞洲の球場に着いたんですけど、試合開始直前までお客さん僕だけで(笑)。ほんとに試合やるのか不安になっちゃったりしてね(笑)

地方大会だと結構裏側の様子も見られるので、楽しいですよね!」

Q:最後に100回大会出場を目指して戦う現役球児にエールをお願いします。
「励ますような素敵なことは言えないんですけど、球児たちにはいい意味で100回大会を意識せずに頑張ってもらいたいと思うんです。

きっと意識しない方が難しいですけど、プレーする選手たち以上に、メディアだったり周りの大人たちが100回大会ということで、盛り上げようとすると思うので、普段からやっていることを、普段通りに見せてほしいですね。そのためにも準備が大切で、強いチームほど細かい準備を怠らないですし、準備が万全であれば、周りが多少お祭りっぽくなっていても、普段通りのプレーができると思います。今年もいっぱい楽しませていただきます!」


関連記事



PICK UP!

新着情報