学校・チーム

【東北】佐藤前監督と共通する「選手が主体的に動く」という根幹部分

2025.12.21

「バランス」がチームの強み

バント、エンドラン、スクイズ。バリエーションの多い戦術は練習量が土台になっている

新生東北のストロングポイントは「バランス」だという。「東北大会3試合で1失策だけでしたし、ピッチャーも複数投げられて、打線もどこからでも打てる。誰から打順が始まっても得点することができます。飛びぬけた選手がいなくても、全員野球で試合に勝つことができるチームだと思います」。

5投手を適材適所で起用して3試合で5失点。打力は33安打18得点を挙げた。派手さはないが、確実に勝利を積み上げていく―。それが新生東北のスタイルだ。
20代で初めて甲子園に導き、30代で再び頂点を目指し、そして40代。充電期間の7年間で得た知見を携え、我妻監督は母校に戻ってきた。大学野球、社会人野球、少年野球。様々なカテゴリーの野球を見てきた指導者の目には、高校野球の本質がより鮮明に映っているのかもしれない。

センバツ出場校の発表まで、あと50日あまり。グラウンドでは今日も、選手たちが「100日後」に向けて汗を流している。新生・東北高校の挑戦は、まだ始まったばかりだ。
 
(文・写真/樫本ゆき)

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