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【柴田】谷木亮太投手インタビュー&選手座談会

2021.1.27

自分の課題に向かって冬の練習に取り組んでいるエース・谷木亮太投手、遠藤瑠祐玖選手、我妻秀飛選手、村上太生輔選手に話を聞いた。東北大会準優勝という偉業を経て、さらなる高みを目指す選手たちの言葉には、強い決意が込められていた。

※写真は谷木亮太投手。東北大会では「球速以上に速く感じる」「2段階でボールが来る感じがする」と評価を高めた。まだ未完成だが、大きな成長を実感させる秋となった。


「(好投できたのは)打たせて取ろうと思って投げられたからだと思います」(谷木亮太投手)


谷木亮太投手。東北大会以降取材も増え「最近、顔つきが変わってきた」と平塚誠監督。エースの自覚が練習の姿に現れるようになったという。

――東北大会を終えて、この冬はどのようなことを頑張っていますか?

谷木:体重を増やせるように、食事や補食でご飯をたくさん食べるようにしています。73キロだったのが、いま77キロです。プロテインも飲んでいます。夏までに80キロはいきたいです。

――東北大会ではスライダーやチェンジアップの精度が光りましたが、2年夏前まで直球とカーブだけで抑えていたそうですね。

谷木:はい。中学のときはそれで抑えられていたので気にしていなかったんですが、高校に入ってからは打たれ出して。でも、一度スライダーを覚えたら、直球とカーブがおかしくなってしまったので一旦やめていたんです。平塚先生にアドバイスをもらって夏前にもう1回チャレンジしたら、うまくいきました。

――柴田高校に入ったきっかけは?

谷木:「柴田高校は野球が強い」っていう話を聞いて、中3のときに試合を見に行ったのがきっかけです。その後、オープンスクールで学校に行ったとき、野球部の練習を見て雰囲気がいいなと思いました。みんな伸び伸びして、先輩と後輩がしっかり話せていたところがよかったです。

――東北大会で好投できた理由は何だと思いますか?

谷木:打たせて取ろうと思って投げられたからだと思います。打者が振ってくるカウントで、張っている球をキャッチャーと読み取って要求するコースに投げられました。

――東北大会直前に2番手投手である遠藤選手がケガをしたときは、焦りましたか?

谷木:はい。でも、そのぶん自分が頑張らないとと思ってスイッチが入りました。いま他のピッチャーも一生懸命冬練に取り組んでいるので、春からは投手陣みんなで頑張りたいです。

――では、最後に個人目標を教えてください。

谷木:上に行けば必ず仙台育英と戦うことになるので、次は勝ちたいです。いま自分の球は130キロしか出ない。球速をもっと上げないと育英の選手には簡単に打たれてしまうので、球速を上げることと、コースをもっと突けるように練習したいと思います。

◆プロフィール
谷木亮太(やぎ・りょうた)
投手・2年
背番号1
右投右打
177センチ・77キロ
逢隈中野球部出身


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