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【2018甲子園】大会第13日 見どころ&注目選手

2018.8.16

「第100回 全国高校野球選手権記念大会」大会13日目の見どころと注目選手を、おなじみの野球ライター西尾典文さんが紹介!


大会第13日

近江(滋賀)vs常葉大菊川(静岡)

智辯和歌山、前橋育英という夏の甲子園優勝経験校を破って勝ち上がってきた近江の持ち味は「4本の矢」と呼ばれる投手陣の継投。1回戦は松岡裕樹、2回戦は佐合大輔とスピードのある右投手を先発に立て、林優樹の緩い変化球を上手く生かしていた。1番をつける本格派左腕の金城登耶もまだまだ余力があり、継投に対して迷いがないのは強み。野手ではここまで2本塁打を含む4安打5打点の主砲北村恵吾の打棒に注目だ。
常葉大菊川は1回戦は打撃戦、2回戦は投手戦を制して勝ち上がってきた。打撃のチームの印象が強いが2回戦では4つの併殺を完成させるなど守備も堅い。意外に守りあいの展開になる可能性も高いだろう。

金足農(秋田)vs横浜(南神奈川)

2試合で27奪三振をマークしている金足農のエース吉田輝星と横浜打線の対決が最大の注目ポイント。横浜は1番の山崎拳登、2番の河原木皇太が好調で、ともにチームトップの4打点をマークしている。初回に吉田の立ち上がりをこの二人で叩くことができれば有利に試合を進めることができそうだ。不安材料は投手陣。エースの板川佳矢が1回戦、2回戦と本来の出来ではないため、継投で凌ぐ戦いが予想される。
金足農はとにかく吉田の出来次第。立ち上がりに不安があるが、勝負どころのストレートの勢いは圧巻だ。ここまでの疲労が心配だが、横浜打線を抑え込んでロースコアの展開に持ち込みたい。


注目選手齊藤大輝(横浜)吉田輝星(金足農)

下関国際(山口)vs木更津総合(東千葉)

攻守に充実した戦力を誇る木更津総合がリードしている印象。安定感のあるエースの野尻幸輝から150キロ近いスピードを誇る根本太一へのリレーが確立されており、他にも力のある投手が控えている。打線も強打のトップバッター東智弥が、中軸の山中稜真、野尻がよく振れており得点力も高い。
一方の下関国際も大会屈指の好投手西純矢を擁する創志学園から劇的な逆転勝利を飾っており、チームに勢いを感じる。エースの鶴田克樹の疲労は不安材料だが、何とか食らいついて2回戦と同様に終盤勝負に持ち込みたい。



注目選手根本太一(木更津総合)鶴田克樹(下関国際)

日大三(西東京)vs龍谷大平安(京都)

両チームとも甲子園入りしてから打線が活発。日大三は勝負所で効果的に長打が飛び出しており、控え選手の層も厚い。不安は投手陣。エースの中村奎太が本調子ではなく、2回戦で150キロをマークした井上広輝も故障明けで長いイニングは難しい状況。好リリーフを見せている河村唯人の出来が重要になるだろう。
龍谷大平安も2回戦で17安打14得点をマーク。エースの小寺智也も安定感がある。頼れるエースがいる分、龍谷大平安に少し分があるように見えるが、打ち合いになれば日大三も負けてはいないだろう。

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