トレーニング

【観察眼】バッターボックス・マウンドで使える!クセの見抜き方(番外編)

2018.4.12

ここでは試合で対峙するピッチャーとバッターにありがちなクセを紹介していこう。100%当てはまるわけではないが、頭の片隅に記憶しておいて損はない。自チームの選手にも指摘できるのでチェックしてみよう。


ピッチャーの場合

【顔】

変化球を投げるときに口が空いていたり、アゴの位置が上向きで直球、下向きで変化球など、わずかな変化で球種がわかる投手もいる。相手投手の表情だけではなく、口やアゴの動きを観察してみよう。

【グラブ】
グラブの小指部分の膨らみが小さかったらストレート、膨らみが大きかったらチェンジアップかフォークなど、微妙な膨らみ加減に差がでる。また、グラブの紐が長いと、紐の揺れで握りの変化がわかるぞ。

【足】
ランナーがいる場面では、投手の足幅が狭くなったら牽制、広くなったら牽制なしと投球以外でクセがでることもある。他にも牽制の際に軸足のひざがわずかに曲がることも。ランナーは投手の下半身に注目しよう。

バッターの場合

【バット】
,p>構えているときにバットが立っている打者は低めの球を得意とするローボールヒッターという傾向が強い。また、バットを寝かせて構えている打者は高めの球を得意とするハイボールヒッターの傾向がある。

【立ち位置】
インコースが苦手な打者の場合、どうしてもホームベースから離れて立つクセがある。逆にインコースを苦手としない打者というのは、自然とホームベースに近い位置に構えているケースが多いぞ。

試合後すぐにやりたい!情報整理&共有

試合の勝敗に一喜一憂してしまう気持ちはわかる。しかし、勝敗に関わらず、試合で気づくことはたくさんある。終わった直後に反省を重ねて情報整理&共有することで観察眼はさらに磨かれる。

試合で収集したデータは、試合が終わった直後にしっかり共有することで、よりクオリティの高いデータとなり、自分やチームの宝物となる。自チームの強い部分と、弱い部分を再確認し、今後の練習にどう役立てるかを選手間で話し合うようにしよう。試合が終わった帰り道は観察した些細なことも記憶しているため、メモをとったり、チームで話し合ったりするのに最適。電車の中など、帰宅する道中を最大限活用していこう。

また、野球ノートに感じたことを残すことも大切だが、チームメイトと試合についてディスカッションする場を積極的につくろう。試合で感じたこと、試合に出場していなくても、グラウンド外からわかることなど、観察する状況が違えばさまざまな意見があるはずだ。チームメイトだからこそ、次の勝利に向かい、お互いの主張をぶつけ合うことも肝心。他人の意見や最新の情報は今後の野球人生に必ず生きてくるぞ。

里崎氏からの金言

「観察眼は一朝一夕では身につかない 継続することが大切」

観察眼とは、今日明日で手に入るような簡単なスキルではありません。常に自分を客観的に見ることに慣れ、チームメイトや相手チームを分析する習慣を何度も繰り返して身につくものです。ですが、一度培った観察眼は忘れることなく、今後の野球人生に役立つことでしょう。指導者の目を気にするだけで終わってしまう3年間より、自分の観察眼を磨くことに集中した3年間の方がきっと有意義な時間だと僕は思います。

プロ野球の世界とは違い、高校野球において強豪校と一回戦負けのチームでは体力や技術の差も大きいでしょう。しかし、そういった差を少しでも詰めるために観察眼を磨く時間があるといっても過言ではないのです。時間は万人に振り分けられた平等なもの。観察眼を養うことに対してハンデは存在しません。ぜひ、これを読んで新たなスタートを切ろう。

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