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【観察眼】勝つための観察眼の使い方(試合編)

2018.4.10

自分とチームメイトのことを理解してきたら次は対戦相手だ。試合前は観察眼を発揮して対戦相手を研究し仮説を立てる。試合中は仮説を検証し、ズレを修正していくことが大切だ。


戦いは試合前から始まっている!勝つための観察眼の使い方

【1】試合前に対戦相手を研究

大会期間中に技術が急激に向上することは難しい。だが、技術の差を少しでも補うために観察眼は有効だ。可能ならば、対戦相手の映像を録り何度も繰り返し見られるようにしたい。相手投手の得意な球、カウントを取りにくる球をコース別に分けて配球チャートを作成しよう。バッテリー間のピッチングの傾向がわかれば、信頼度の高い仮説ができ、対策を立てられる。

意外と見落としがちなのが試合前の練習だ。相手チームのシートノックの時間は、ポジションごとに肩の強さとコントロールをチェックしよう。肩の強さがわかれば、こちらがランナーにでたときの大事な判断材料となる。肩が強くてもコントロールが悪ければ、コーチャーは積極的に腕を回していこう。さまざまな仮説を立て、試合開始まで緻密な作戦を練ることが勝利へ近づく。

Point:緊張してしまうとき

試合で緊張する要因は大きく分けて二つ。「勝ちたいという欲求」と「失敗したらどうしようという不安」だ。この二つを打破するためには、培った観察眼に自信を持ち、己がやるべきことを遂行する意志が必要。試合前にはもう一度自分の内面を見直し、強い気持ちでグラウンドに立とう!

【2】試合中は仮説を検証しズレを修正



いざ、試合が始まれば仮説の検証を行う。序盤は相手チームの攻め方や、バッテリーの配球について再確認。序盤だからこそ相手投手の調子を見極め、相手走者のリード幅など収集可能なデータは全て手に入れたい。手元になかった情報が入り、仮説が間違っていたのなら、早急に情報のズレを修正。新しい情報をもとに、より信頼度の高い仮説を再度立て、検証していこう。

試合中は相手ベンチ内の空気感や、ナインの表情を観察していくことも忘れずに。貴重な一点を取りにくるスクイズのサインが出る場面では、相手ベンチの緊張感が増すことがある。これは逆もしかり。絶対にバレてはいけないサインが出たときはポーカーフェイスを貫こう。グラウンドだけではなく、ベンチ間でも勝負が行われているということを肝に銘じよう。

Point:サイン伝達NG共有はOK

野球において、ランナーからバッターに向けてサインの伝達は禁止されている。しかし、ベンチ内での共有はOK。つまりランナーが観察眼を使い、バッテリーの些細なクセを見抜くことができれば、ベンチで情報を共有できる。「フォークの握りのときは牽制がない」など、作戦に役立てられる情報をゲットしよう。

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