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【高松商】試合で許されないプレーは練習でも許さない

2022.11.24

スキルを磨くカギは準備にあり




試合前日の練習では、2カ所のフリーバッティングが行われていた。走者と守備を付けて、バッターは状況を考えながらバッティングを行う。

グラウンドはサッカー部と共用のため、全面を使えるのが月曜日と木曜日のみ。残りの平日3日間は、ピロティーや室内練習場を使い、打ち込みやトレーニングに時間を充てる。
「テクニックとスキルの考えからいくと、グラウンドを使えない日にテクニックを磨き、グラウンドを使える日にスキルを磨く。うちのフリーバッティングはランナーも守備も付けるので、実戦的です。ここに打球が飛んだ場合に、どこに投げればいいのか。瞬時のスキルを磨くことにつながっています」



では、スキルがある選手とない選手の差はどこにあるのか。そう聞くと、「準備不足です」と即答した。
「次に何が起きるか、プレーを想定できていない選手は間違いなく慌てます。野球は、ピッチャーが投げるまではプレーが始まらないので、それまでに必要なコミュニケーションを取ることができる。時間をかけるべきところでは、しっかりと時間を使っていい。準備ができていない状態で投げると、判断ミスが起きてしまいます」

投球のテンポも大事だが、ピンチになったときには、あえて時間を使っていく。


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