陰で部員を支え続けるマネージャー。今回は夏の大会に向けていろんな想いや願いが込められた手作りのお守りを見せてもらった。マネージャーのこだわりポイントにも注目だ。
中越高校(新潟)
最後の夏を迎える3年生と指導者に贈呈されるというお守りがこちら。2年ぶり11度目の甲子園出場を決めた2018年時のユニフォームを模していて、「ボタンをつけたり、ステッチ入れたりと本物のユニフォームに近づける工夫をしました」と話す。お守りの作成は今回が初めてだったが、「甲子園で勝つという目標を持って頑張ってきた3年生の力になりたい」と、一つひとつ魂を込めながら作り上げたという。
日本大学藤沢高校(神奈川)
日大藤沢高校のマネージャーは3年生2人、2年生1人、1年生1人の計4人。お守りのこだわりは、体重計に刻まれた、部員それぞれ異なる数字。実はこれ、入部してから増やした体重を表している。日藤では月に2回体重の測定があり、選手たちは身体を大きくするため頑張ってきた。ヘルメットの形が上手く出来なかったり苦戦したが「絶対に間に合わせる」という気持ちで今年の2月頃から取りかかり完成。渡すのが楽しみだと言う。
聖望学園高校(埼玉)
「毎日野球を観ることができて幸せ」と話すほど野球が大好きな聖望学園高校のマネージャーは全員で7名。5月頃からお守りを作り始め、1人5〜6個は作り、約1ヶ月程で完成。1年生は1年生の選手の分を、2年生はマネージャーがいないため、3年生が2年生の選手の分も作った。1年生は初めてのお守り作りだったが「例年は表に入っていたSEIBOロゴを裏にして、表には背番号を入れました」と話し、一味違うボールモチーフにした。