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【西日本短大付】選手座談会「ライバルは○○高校!マジで強い!」

2019.7.10

7月6日に開幕した福岡大会で、優勝候補の一角に挙げられているのが西日本短大付です。
2010年夏以来、6度目の優勝を狙う「西短」は、春の九州大会で好投手・宮城大弥投手擁する興南に5-1で勝利し、65季ぶりの優勝を果たしました。キャプテンの近藤選手は「九州大会の優勝は早く忘れるようにして、すぐ夏を目指して切り替えてきました」と話し、慢心はありません。ほぼ全員が寮生活を送り、結束力バツグンの選手たち。キーマンに、夏の意気込みを聞きました。


写真左から

中尾虎之介(3年・内野手)
右投右打・166㎝、64㎏
南八下中・大阪南海ボーイズ出身

近藤大樹(3年・内野手)
右投右打・170㎝、70㎏
飯塚一中・嘉麻ボーイズ出身

荒木克慶(3年・外野手)
右投右打、178㎝、83㎏
津久野中・大阪南海ボーイズ出身

今村龍之介(3年・一塁手)
右投左打・185㎝、85㎏
江南中・久留米ポニー出身

江崎陸(3年・投手)
右投右打・177㎝、74㎏
春日西中・春日ボーイズ出身
 

YOUはどうして西短に?

――皆さんはどうして西短に入学しようと思ったのですか?
荒木 自分は大阪出身なんですが、父が西短出身だったのと、家を出て寮生活をしてみたかったので、ここに入学することを決めました。

中尾 僕も大阪出身で、荒木と同じ南海ボーイズなので「一緒に行こう」と誘われ。ちなみに「虎之介」っていう名前は阪神の虎からきてるそうです(笑)。

近藤 僕は、なにより野球部の環境がいいので決めました! あと西村慎太郎監督にひかれて。

荒木 監督がやばいっす! いい意味で!

一同 それね!

今村 強豪校といったら西短だったので決めました。

江崎 自分は中学時代、有名な選手ではなかったんですけど、西村監督に声をかけてもらってここに決めました。

――そして、この仲間が集まったんだね。
荒木 最初はやっていけるのか?ってホントに心配だったんですよ。みんなの気持ちがバラバラで。江崎もだいぶ大人になりました。

江崎 はい(笑)。最初はチームにめいわくばかりかけていたんですけど、周りを見るように気を配って、感情的にならないよう自分をコントロールできるようになりました。

――皆さん仲がいいけど、このチームワークの要因はなんですか?
荒木 毎日の選手ミーティングです!

近藤 時間は短いんですけど、毎日話しているよね。

荒木 野球部はスマホ禁止なんですけど、それはもう慣れました。逆に仲間でしゃべるから会話が増えたよね。会話がひまつぶしだし、誰かの部屋に誰かがいつもおるよね(笑)。



頼りになります! 近藤キャプテンの存在感


――近藤キャプテンについて聞いていいですか?
近藤 うわ〜。みんな俺のこと、どう思ってるの?

荒木 もう凄いっす!

近藤 うっそやん(笑)。

中尾 みんながスイッチ切れているときに、みんなのスイッチを押してくれます。(右肩を押しながら)この辺です。

一同 爆笑



今村 こいつ(近藤)のプレー見ていたら、何とかしてやろうって思う。こいつに救われてきたんですよ、公式戦で。ファーストに、すごく取りやすい球を投げてくれるんです。

江崎 うまいんですよ、守備が! 全部さばいてくれるんです。

――優勝イコール、キャプテンを男にするってことですね。
荒木 それはもう100パーです。あとは監督を男にしたいんです!

九国はマジで強い!

――ライバルはいますか?
一同 九国(九州国際大付)です!

近藤 あそこはマジで強い。1点差で勝つしかないよな。

荒木 今年は本気で甲子園行きたいんで!

一同 ヨッシャー!

江崎 0点に抑えます。

荒木 こいつはやりますよ!

江崎 自主練で追い込んでいきます。

――最後に、夏への誓いをお願いします!
中尾 全国制覇、行きます!13連勝します!(甲子園6勝、福岡大会7勝)

江崎 緊張はすると思いますが、最後なので思いきり楽しみたいです。

今井 甲子園で優勝して、監督を胴上げします。

荒木 みんなの目標は「全国制覇」で一致していますが、ベンチに入ってるやつ、入ってないやつ両方いて、僕ら控え選手はメンバーたちに勝つことだけを考えて欲しいので、背中を押し続けたい。本気で応援していきます。

近藤 優勝はもちろんですが、個人的には小学2年生から野球をやってきて、全部の集大成っていうか、プロに行きたいっていう夢をかなえるチャンスの場なので叶えたいです。

荒木 最後の夏、死に物狂いで戦います!

一同 ッシャー!!
 
(取材・写真:樫本ゆき)

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