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【キャプテンに聞きました】石川昂弥（東邦）「センバツでは何が何でも勝つ！！」

2018.12.14

東邦でキャプテンを務めるのは、来年のドラフト上位候補にも挙がるスラッガー・石川昂弥選手（2年）。身長185センチと大型で、高校通算本塁打は既に40弾に迫ります。強肩を武器にこの秋は主戦投手も担い、東海大会制覇の原動力となりました。“主砲・エース・キャプテン”の三刀流でチームを引っ張る石川キャプテンに、20の質問をしました！

お父さんもお母さんも東邦出身！

石川昂弥　投手兼内野手 185cm/87kg 右投右打

Ｑ１：野球を始めたきっかけは？
父も東邦で野球をやっていた影響もあり、自分も幼いころからボールやバットを握っていました。チームに入ったのは小学2年生からです。

Ｑ２：「甲子園のスター」といって思いつく選手は？
すごいなと思ったのは松井秀喜さん（元巨人ほか）。甲子園での5打席連続敬遠の話を聞いて、自分もそんなバッターになれたらと思いました。

Ｑ３：東邦を選んだ理由は？
父が東邦野球部OBで、母も東邦の卒業生なので、自分も東邦以外は考えなかったです。

Ｑ４：普段の練習時間は何時から何時まで？
平日は午後3時半ごろからアップが始まり、20時ごろまであります。土日は朝から夜までです。

Ｑ５：一番キツイ練習は？
学校の近くにある「平和堂」（平和公園）の100段の石段上りです。20本繰り返します。入学したころは頂上に到達するのが遅かったです。中学校のときから走り込んでいたので体力的には大丈夫でしたが、先輩とはスピードが違いました。今は12～13秒ぐらいで上れます。

Ｑ６：キャプテンをやっていて大変なことは？
どんなときでも周りを見ないといけないこと。大変というよりは、やるべきことがいっぱいある感じです。

Ｑ７：休みはある？休みの日は何をして過ごしている？
ちょいちょいあります。何日か休みが続くときは、実家に帰ってゆっくりします。弟とキャッチボールしたり、ゲームをしたりといった感じです。

Ｑ８：学校や部内でのスマホの利用はＯＫ？
はい、使えます。

Ｑ９：スマホでよく見るサイト、よく使うアプリは？
「LINE」しかやらないです。あとは「Youtube」を見たり。自分はあまりスマホは使わないです。

Ｑ１０：お気に入りの「この一曲」は？
そのときで違いますが、今だと『栄光の架橋』（ゆず）。以前の曲を久しぶりに聞くのが好きです。

Ｑ１１：好きな有名人は？
今は俳優の佐藤二朗さん。おもしろいです。

Ｑ１２：いま一番ほしいものは？
特には思い浮かばないです。

Ｑ１3：これまで対戦した選手ですごいと思った選手は？
大阪桐蔭と6月に招待試合で対戦したとき、根尾昂さん（現・中日）がピッチャーでしたが、球が違いました。低目のワンバウンドかと思ったストレートが普通にストライクでした。しっかり投げ分けされたし、変化球もストレートかと思ったら急に消える球筋でした。

Ｑ１４：試合前に集中力を高める方法、または試合中に大切にしているルーティンは何かありますか？
調子がよければそのときのルーティンはありますけど、結構変わります。ネクストバッターズサークルでどう素振りするかとか、打席の前に何回バット振って入るかとか。自然と、無意識にルーティンの流れになっています。

Ｑ１５：今の目標や、憧れとする選手は？
打撃では大谷翔平選手（エンゼルス）です。

Ｑ１６：春の甲子園に出たときの感想は？
開会式で行進したときは、スタンドの人（観客）が多いだけだなという感じでした。試合当日は、自分たちの直前の試合が大阪桐蔭だったこともあり、人がいっぱいで雰囲気が全然違いました。自分は人が多い方が好きなタイプなので、興奮を覚えました。

Ｑ１７：春の甲子園から帰ってきたときの周囲の反応は？
1回戦で負けたので、とくにはありませんでした。森田（泰弘）監督にとって、甲子園での1回戦負けは初めてだったこともあり、自分たちも悔しかったです。

Ｑ１８：監督さんはどんな人？
グラウンドにきたら目の色が変わります。下宿へ車で送ってもらうときなどは、普通に笑顔でしゃべってくださいます。自分は森田監督が好きで東邦に入ってきました。中学のころから結構見に来てくださり、監督のことは知っていました。

Ｑ１９：将来の夢、目標は？
プロ野球選手です。

Ｑ２０：お世話になった人に誓いや一言！
家族も試合の応援に来てくれるし、春の甲子園に出たときは地元の人もバスに乗って応援に来てくれたのに、ああいう結果（初戦敗退）になってしまったので、今度のセンバツでは何がなんでも勝って、自分も活躍したいです。

石川キャプテン、ありがとうございました！

（取材：写真：尾関雄一朗）

＊石川昂弥選手の小中学生時代については『ヤキュイク』もご覧ください。