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【2018甲子園】大会第5日 見どころ&注目選手

2018.8.8

「第100回 全国高校野球選手権記念大会」大会5日目の見どころと注目選手を、おなじみの野球ライター西尾典文さんが紹介!


大会第5日

横浜(南神奈川)vs愛産大三河(東愛知)

3年連続出場となる横浜のカギを握るのはエースの板川佳矢とキャプテンの齊藤大輝。板川はスピードは140キロ未満が多いものの、キレのあるボールをコーナーに集め、高い奪三振率を誇る。最速152キロを誇る2年生の及川雅貴も控えるが、安定感は乏しいだけに板川にかかる期待は大きい。齊藤は昨年から中軸で攻守ともプレーの形が良く、広角に打てる技術も高い。春は不振だった万波中正が復調してきたのもプラス材料だ。22年ぶりの出場となる愛産大三河は2年生ながら4番に座る上田希由翔など5割を超える打者3人を揃える打線が活発。板川の立ち上がりを攻めて先行する展開に持ち込みたい。


注目選手
齊藤大輝(横浜)


花巻東(岩手)vs下関国際(山口)

ともに春夏連続出場となるチーム同士の対戦。選抜ベスト8の花巻東は飛び抜けた選手はいないものの、継投と手堅い守備で勝ち上がってきた。岩手大会6試合中3試合が1点差と苦しい試合も多かったが、ここ一番での集中力の高さはさすがだ。好調の3番田中大樹の前にチャンスを作りたい。下関国際はエースで4番の鶴田克樹がチームの中心。たくましい体格から投げ込む140キロ台のストレートは威力があり、パワフルなバッティングも光る。鶴田を花巻東がどう攻めるかがポイントとなりそうだ。



注目選手
鶴田克樹(下関国際)


創志学園(岡山)vs創成館(長崎)

1回戦屈指の好カード。創志学園は2年生エースの西純矢が最大の注目選手。コンスタントに145キロ前後をマークするストレートはもちろん、カウント球と決め球を投げ分けるスライダーも一級品。打線も5試合連続ホームランを放った主砲の金山昌平、下級生の頃から中心選手の中山瞬など力のある選手が揃い、岡山大会で失策0と守備も堅い。選抜ベスト8の創成館は力のある投手を複数揃え、長崎大会5試合で3失点。選抜以降調子を落としていたエースの川原陸も決勝戦で1失点完投と調子を上げている。チーム打率は3割以下だが、チャンスを確実に生かす攻撃が光る。両チーム少ないチャンスをどう生かすかがカギとなるだろう。



注目選手
西純矢(創志学園)


興南(沖縄)vs茨城(土浦日大)

ともに2年連続出場となるチーム同士の対戦。興南は宮城大弥、藤木硫悠のサウスポー二人の安定感が光る。ともに体は大きくないものの制球力が高く、サウスポーらしい角度が持ち味。打線は1番を打つ根路銘太希が出塁してチャンスを作るのがパターンだ土浦日大も強打のトップバッター鈴木健太がキーマン。茨城大会では5割を超える打率を残し、3本塁打をマークしてチームを勢いづけた。大型右腕の富田卓も春から安定感を増しており、常総学院の強力打線を1点に抑え込んだ。大きな戦力差はなく、接戦になる可能性が高い。ともに昨年は初戦で敗れているだけに、今年にかける気持ちは強いだろう。

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